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Webデザイン学習, Web副業

【2024年版】Webデザイン副業の始め方、案件選択と仕事受注方法

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在宅で空いた時間を使って働きたい!

パソコンとデザインツールがあれば働くことができ、仕事の需要も高いWebデザインで副業を考える方が非常に増えています。

一方でWebデザイナーは副業で楽に稼げる!未経験でも1か月で簡単に30万円など、実態の伴わない過剰な宣伝を鵜呑みにしてしまい、うまく仕事に繋がらないと悩む相談もしばしばあります。

この記事では、Webデザイナーが副業で求められる案件の種類や、仕事を獲得する流れや方法についてまとめています。
どのような仕事の内容があり、自分のスキルレベルや確保できる時間から、どの仕事が取れそうか、計画を立てていきましょう。

副業も継続することが、収入アップへの近道です。堅実に足元を固めてどの案件なら続けられるか、一緒に考えてみましょう!

この記事で分かること

①副業に繋がるまでの流れ(王道ロードマップ)
②Webデザイナーに副業で求められる、主流の5案件がわかる
③副業を始めるための、Webデザイナーができる5つの方法
④副業でも仕事が途切れず長続きする人の3つの特徴

    

副業受注までの王道ロードマップ

副業をしたいけどどうやって何すればいいの?となる方は多いはず。
最近では、稼げる系のコンテンツも販売していますが正直いりません!
これを見れば大丈夫!みたいなものは正直ありません。騙されないようにしましょう。

今回は、王道の流れをお伝えします。
これは再現性がかなり高い流れになります。ですが、時間がかかり地味なのですぐに稼ぎたい人にはお勧めしていません。
1年かけても仕事につなげたいと思っている方は、参考にしてください。

副業受注までの王道ロードマップ

①とにかくスキルアップ
②制作実績作り(サンプルでも無料でもいいのでとにかく作る!)
③営業準備(戦略を考える)
④営業開始
⑤企業と面談
⑥実際にお仕事

①とにかくスキルアップ

Webデザインで副業をする上で、スキルというのは商品になります。
スキルが低い場合は、商品自体の品質不足ということです。
そのため、とにかくスキルアップが必要になります。

最近では、「スキルは最低限でいい」すぐに営業しようと、インフルエンサーは誘導しますが、絶対お勧めできません
先ほどもお伝えしましたが、品質が悪いものを誰が買うんでしょうか?安くても不良品や粗悪品はいらないですよね。

経験が浅いスキル不足のうちは、焦りがちになりますが、まずはスキルがないと何も始まらないということを理解してください。
そのため、時間を作りしっかり勉強を進めましょう。
何を勉強すれば?となる方は、こちらの記事も参考にしてくさい。

1人では難しい方は、スクールに行くのも1つの方法です。

②制作実績作り

あなたに依頼が来る時は、制作実績をみてから判断されます。そのため制作物は必ず必要になります。
ですが、制作実績なんて未経験なので、「全然作れる気がしない。。」となる方が非常に多いです。

ここで諦めないでください。
実績作りを乗り越えていかないと仕事につながることはありません
では、どのように制作実績をつくるのか?ですが、

・知人や知り合いにお願いして作らせていただく
・無料モニターを募集する
・知識がある分野のサイトを本気で作る(架空)

この方法なら、誰でも可能です。
これすら難しいとなると、正直仕事を取ることは難しいでしょう・・・

制作実績は例えるなら、食品サンプルのようなものです。
あなたが何がどのくらいできるのか?制作物のクオリティに問題はないか?の確認のために必要となります。
勉強段階から、制作物の質と数を増やすように考えておきましょう!

③営業準備(戦略を考える)

営業と聞くと苦手意識が出る方も多いと思います。
ですが、Webデザインの営業はもう少しライトなイメージで大丈夫です。
簡単ではないのですが、メールや求人など活用することが多いので、転職活動をしている形に近いです。

ここで大事なる点はこちらになります。

・ターゲットは決まっているか?(理想の顧客像)
・そのターゲットはどこにいるのか?(リアル?SNS?)
・そのターゲットにはどのようなアプローチが効果的か?
・商品は決まっているか?
・商品の値段は決まっているか?

もちろん、初めから全てが完璧になることはありません。動きながら修正も必要になるでしょう。
ですが、道筋が見えないと確実に迷子になります。
そのため道筋は作ろう!とういうのが準備になります。

例えば、魚釣りも釣りたい魚によって仕掛けや場所も変わります
これと同じように、仕事を受注するためには戦略的に動く必要があります。

④営業開始

ようやく営業開始になります。
普通の人ならここまでで、6ヶ月以上は経過していることでしょう。
どこから仕事を受注するかは、この記事の後半でお伝えしています。

そのまえに、営業では以下の点を注意してください。

・無視されても当たり前、凹まない(返信率は3〜5%程度)
・結果が出ないのは、クオリティが低いか営業数が足りない
・プロフィール、営業文にこだわれ
・相手の気持ちを考えよう

この段階では、営業のアポを取る段階なのでセンスも何も入りません
いるのは、気合いと根性だけです!これは本気で思っています。
メンタル面もしんどいと思いますが、気にせずにガンガン行動することが大事になります。

⑤企業と面談

企業との面談には、しっかりと入念に準備していきましょう。

・面談企業についてリサーチする
・自分の紹介など実績をすぐに見せれるようにスライド資料を用意しておく
・ZOOMの背景などしっかりデザインする
・明るく挨拶する
・笑顔でカメラ目線
・聞かれたことには簡潔に聞かれたことだけ答える
・今勉強していることなども伝える(やりたいことも)
・アピールポイントを作っておくこと

あげだすとキリがないのですが、このように準備ができて当日を乗り切れば、仕事につながる可能性はかなり高くなります。
個人的な感覚ですが、面談まで進んだ場合は50%くらいで仕事になりました。

⑥実際にお仕事

お仕事を受注したら、一生懸命がんばりましょう!
企業からすると1件目はテストに近い感じになります。
そのため、この案件がダメなら打ち切りとなる覚悟でいどみましょう。

個人での仕事を成功させるには、リピート率が非常に重要になります。
営業で新規案件ばかりを受注するには限界がありますので、自分にあったクライアントさんをみつけ継続案件に繋げるのが最終的なゴールになると思っています。

ここまで来れたら、あとは自分で仕事を受注して進んでいくことは十分できると思います!

副業でWebデザイナーに求められる5つの案件例

Webデザイナーの仕事の範囲は多岐にわたりますが、副業の場合も同様です。本業ではやっていない業務を副業でやってみる人もいれば、本業と同じく得意なことをやる方もいるでしょう。

依頼を受ける側は副業のつもりでも、仕事を依頼するクライアントにとっては大切な仕事。
どんな内容の依頼でも、納期やクオリティを意識して取り組むことが大切です。

これからWebデザインを勉強する方は、以下の記事を参考にしてくださいね。未経験から副業で仕事を取りたい場合も、実績と経験を増やすことから始めましょう!

★関連記事:Webデザインの独学方法

Web広告や販促・商品バナー、ロゴなどの制作

Webデザイナーに限らず、デザインを学んだ人が始めやすいのが、画像やバナーなどの制作案件。

Webサイトよりも挑戦しやすく、短納期で案件の規模が大きくないため初心者さんや経験が浅い方も継続して案件が取れるチャンスがあります。

始めやすさ始めやすい、デザイン制作ツールやデザインの知識が必要 (Photoshop,Illustratorなど)
作業量比較的少なめ、作品の制作点数による
時間・期間短期、納品ペース早め
単価1点:〜5000円など、1万円以内が多め 複数点をまとめての依頼が多い

Webバナーやデザインのみの案件は、はじめやすい 

Webサイトや広告、商品の販促バナーなどの画像を中心とした制作。デザイン知識があれば挑戦できるためコーディングが苦手という方も始めやすいです。

作業ボリュームも少なく短期間で終わることが多い点も、副業や外注が初めての方でも取り組みやすいポイント。

一方で単価は安く、初心者デザイナーやバナー・広告専門デザイナーと取り合いになりライバルも多い傾向があります。

依頼例:
・Web広告のための広告バナー、ブログに掲載する広告バナー
・ECショップなどで使われる商品の販促・告知バナー、写真加工など
・Webサイトに掲載するTOP画像やバナー、またサイト運営に必要な画像など

InstagramやYouTubeの画像作成の需要

企業が運用するSNSアカウントも増えてきました。
リソースのある企業ならいいのですが、多くの企業は人材が不足しています。


特にSNSは日々の更新・運用が大事なので、担当者を育成するのにコストが大きく掛かります。
そのため外部への発注が多く、お仕事として受けやすい傾向があります。

依頼例:
・SNS広告の画像作成
・YouTubeのサムネイル画像の作成
・Instagramのフィード投稿画像の作成

ロゴ制作はやや中級者向け 

ロゴ制作は、グラフィックデザイナーやロゴ制作を専門に扱うデザイナーがライバルになります。
文字やタイポグラフィの知識も必要になるため、ややハードルは高め。

複数のデザイン提案が必須、案件通過後に修正や調整をしっかり行うことも多いです。

ロゴデザインは「商用利用」が前提で依頼されることもあります。既存商品のデザインと瓜二つ、トレースを連想させるものになっていないか十分に意識しましょう!

依頼例: 
・新商品や新サービスに使うオリジナルのロゴ制作
・YouTuberやチャンネル・サイトトップなどに使われるブランドロゴ制作

Webサイト・LP制作

Webデザイナーの仕事の代名詞「Webサイト制作」も副業として、企業や個人問わず多くの依頼がある案件です。

また商品・サービスの販促を目的としたランディングページ(LP)の制作案件は、個人事業主や中小企業からの依頼も非常に多い傾向があります。

始めやすさWebサイト:一通りの制作経験が必須
LP:サイトよりは始めやすい
作業量比較的多め
時間・期間Webサイト:中〜長期、LP:短〜中期
単価Webサイト:5万〜、LP:3万〜

1からWebサイトを立ち上げる場合

Webサイト制作といえば、このタイプを想像する方も多いと思います。近年はWordPressやHP制作サービスを使うパターンも増えてきましたが、基本の案件もまだまだ現役。

サイトボリュームによって費用と期間が大きく変わり、作業時間を十分に確保する必要があります。

また制作だけなのか、企画やディレクションにも関わる場合は、制作費だけではなくディレクションや打ち合わせにかかる費用も可能な限り請求しましょう。

また自分だけで行うのか、他に関わる人がいるかも事前に確認したいところです。

依頼例:
・スタートアップ企業や中小企業などのホームページ制作
・個人のお店やサロンなどの活動拠点となるホームページやブログデザイン

スクールでも基本的な作り方と流れを覚えます。使用ツールが変わっても大枠の流れは変わりません。 どこまでやって納品が完了なのか、条件も相談しておきましょう。

JimdoやSTUDIO、Wixなどの外部サービスを使う場合

指定されたサービスでのサイト構築や、Webデザインを担当する場合も近年は増えています。

こうしたサービスを使う場合、クライアントが自分たちで更新したい、Webに詳しい人がいなくても、使いやすいツールを選びたいなどの願望があることが多いです。

制作の前に対象のサービスでできること、可能な表現や扱いに対して理解を深めておくと安心です。

サービス例
・Jimdo
・STUDIO
・Wix

依頼例:
・個人事業主や個人作家などの作品集、連絡先になるホームページ立ち上げ
・自分たちで更新したり管理がしたい企業や団体のホームページ・ブログ制作
・サーバーなどを持たず、お試しでホームページを作りたい企業や個人

ランディングページ(LP)も始めやすい案件

1からつくる場合でも、ランディングページと呼ばれる1枚もののページ制作は、Webサイトよりも始めやすい案件です。

中にはライティングワイヤーフレーム(ページ構成)まで担当する場合があります。

またランディングページは商品の販促やイベントの案内など、売上に直結するものが多め。どのような内容や条件で制作をするのか、必ず確認したいところ。

LPだけ制作の場合「ペライチ」のような、LP専用のサービスで作る場合もあります。

依頼例:
・士業や専門家のビジネスで、メイン商品の販促・申し込み案内に使うLP
・企業や個人問わず、イベント告知や集客のためのLP
・メルマガやLINEなどの登録を促すオンラインサロンや、コミュニティのLP

WordPressを使った案件:LPやブログデザイン、サイト構築

次に増えているのがWordPressを使ったWebサイト・ブログデザインや構築の案件です。

WordPressはCMSと呼ばれるツールで、ブログとして使うのが一般的。

ですがカスタマイズ性の高さや、PHPなどの知識があれば自作テーマを作れることから、Webサイトとしても使われています。

始めやすさ基本のHTML/CSSの理解、WordPressの知識・理解、PHPの知識
作業量案件による
時間・期間サイト構築のみ:短〜中期、ブログ・HP全体のカスタム:中〜長期
単価ブログ構築のみなどライトなもの:1〜5万ほど
カスタマイズがあるデザイン・構築:5万〜30万(条件で幅が広い)

WordPressのデザインはPHPが絡むかで難易度が大きく変わる

WordPressのデザインや構築の案件を受ける際に気をつけるのは、WordPressのカスタマイズを行う範囲です。

例1:WordPressテーマをベースに軽度のデザイン変更や基本の構築をしてほしい
この場合、HTML/CSSでデザイン面は調整できることが多いです。
プラグインで対処できる範囲であれば、PHPなどの知識がなくても要望にそった対応ができるでしょう。

例2:WordPressで独自機能の実装やデザインをカスタマイズしてほしい
プラグインでは限界がある、大きくテーマデザインを変える場合は、PHPの知識やサーバーにアクセスできる権限が必要です。WordPressテーマの元デザインと干渉しないよう、PHPの設定を変更したり、新しくスタイルシート(style.css)を追加する場合などがあります。

依頼例:
・ホームページとブログの役割を両立したサイトブログの案件
・個性的なブログを作りたいブロガーやライター、アフィリエイターの依頼
・自社の商品販売・管理や、申込みなどさまざまな機能を搭載したサイトの構築案件

いきなりお客さんのWordPressを触るのは怖いですよね。自分でWordPressを構築して、有名な有料テーマは実際に触ってみるのがオススメです。いろいろなことができるツールなので、ぜひ知識を深めてみましょう!

WordPressの更新業務や管理も案件になりやすい

WordPressの更新や管理などの業務もWebデザイナーに依頼が来ることもあります。

日々の運用やトラブルが起きた際の対応はどうするのか事前にすり合わせること。LPの場合も作り変えや更新対応における費用感も相談しましょう。LPは短納期になりがちな傾向があります。

デザインは行わずWordPressの構築・初期設定のみを担当する場合もあり、個人が依頼を出しているケースも多数。
依頼側のWordPressやWebに対する知識量に揺れ幅があるため、詳しくない方には要望を汲み取りつつ、こちらからスケジュールや計画提案をしたほうが喜ばれることもあります。

依頼例:
・WordPressサイトの記事更新やプラグインアップデートなどの全般の管理依頼
・前任のWebデザイナーから引き継ぎ、サイト改善やデザインの手直しを継続依頼
・サイトのアクセス管理やSEOなど、マーケティングも含む管理依頼

ECサービスを使ったサイト・ショップの立ち上げ、運用

近年多いのは、カラーミーショップなどの販売サイトサービスを利用したショップの立ち上げです。
ショップのTOPやページのデザインをしてほしいという需要から、Webデザイナーに仕事がきやすくなりました。

始めやすさ案件によって必要な知識に幅がある、バナー制作などがはじめやすい
作業量案件による
時間・期間案件による、中〜長期が多い
単価ショップ・サービス利用:案件による10万〜
システムから立ち上げる場合:数百万超えが相場

スキル面で複雑な作業は少ない反面、使用するショップサービスへの理解や、関わる範囲を決めておくことが大切です。

またデザインだけではなく、サイト立ち上げから設定まで受け持つ場合は、その分の費用も相談しておきましょう。

主なサービス
・Shopify(ショッピファイ)※有料
・カラーミーショップ※有料 BASE※無料
・STORESE※無料
・楽天やAmazonなどの大手サイト

納品の形が見えにくいことから、当初のデザインや設定は完成しているのにズルズルとその後のサポートや細かい作業を追加されてしまう、ことも珍しくありません。
完了条件、更新条件を相談しておきましょう。

継続案件でショップ掲載商品の画像制作などもある

他にはショップに掲載する商品写真の加工や、見栄えのいい商品画像の制作などもあります。

特にショップ自体のデザインがない代わりに、楽天やカラーミーショップなどに掲載する販促・広告バナーの制作もECサイトに関する業務の案件になります。

ECショップの商品画像を作る際は、画像の制作条件や文言・文字の占有率など、ショップの規約を守ることを意識しましょう。運営会社からのチェックが入ることもしばしばあり、出品停止やトラブルの元になりやすい部分です。

自分一人だけで確認するのではなく、チェック体制も相談したいところです。

依頼例:
・楽天などの大手ECサイトに出店するためのデザインや商品画像制作
・カラーミーショップなどのショップサイト立ち上げのデザインや設計依頼
・継続した広告バナーや商品画像の加工・制作案件

番外編:サイト保守、運用、ホームページ更新

クラウドソーシングでは、ホームページの更新業務やサイト・サーバー保守などの募集をしている場合も、Web制作のカテゴリで募集していることがあります。

ややWebデザイナーよりも、エンジニアやバックエンド寄りのお仕事に近い場合もありますが、WordPressの更新管理やWebサイトの運用をサポートする仕事もWebデザイナーの仕事の一つ。

特に自分がデザインや構築に関わったつながりから案件を受けることもあれば、別の人が管理していたWebサイトの更新を引き継ぐ形でお願いされる流れもあります。

サイトの保守、ページ更新は案件によって業務量や費用に大きく差が出るところです。
サーバーやバックエンド側の管理になる場合は、週○時間は稼働など、時間拘束が発生する案件も少なくありません。条件を必ず確認しましょう。

Webデザインで副業をする5つの方法

Webデザイナーが副業をするには、案件を受けなくてはいけません。
SNSで副業の案件を募集している方を見て同じように副業を始める方もいますが、すぐに仕事が来るのはとても稀なことです。

確実に仕事を獲得するためにも、5つの副業案件を取る方法を見ていきましょう。

クラウドソーシングや業務委託を受ける

副業を始める際に外せないのは「クラウドソーシング」です。

いかにも仕事という雰と、利用者が多いことから登録を避ける方も少なくありません。しかし、どのような案件や依頼、求められるスキルが有るのかを調べるにも良いサービスです。

収入をあげるためにも、経験を積みながら高単価の案件を受けていきましょう。

案件の3タイプ:オススメは「プロジェクト」

クラウドソーシングでは主に3つの案件タイプがあります。
定期的に安定して案件を受注したいなら、プロジェクト方式の仕事を受けましょう。

●タスク型
数分から1日程度で終わる作業的な内容が中心のタイプ。 
金額も100円以下のものが多く、Webデザインに関する仕事は少なめです。アンケート感覚に近い。

●コンペ型
クライアントの条件に対して提案を行い、採用されたら報酬が発生するタイプ

バナーやサイトトップ・LPなどのデザイン提案が多め。選ばれないと仕事にならず、案件によっては提案したデザインは公表不可などのルールを設けるクライアントもあります。応募の際は念の為確認しましょう。

採用されなかったデザインは、自分のポートフォリオなどに制作例として使いましょう!
制作経験を積む点では取り掛かりやすいタイプですが、空振りに終わることも少なくありません。

●プロジェクト型
クライアントと業務委託のような関係で仕事が進行するタイプ。安定して継続した仕事、報酬の良い仕事を取るには主にプロジェクト型を中心に応募が基本になります。

誰を雇うかはクライアントの一存で決まるため、案件に応募する際の自己紹介やPR文がとても重要。サービス内のプロフィールや案内文、ポートフォリオも充実させておきましょう。

案件によっては、ChatWorkなどの外部やり取りの有無やオンライン会議に応じられるかも条件に含まれることもあります。

最初は、サービス内のダイレクトメールで連絡事項や業務のやりとりになります。ここで相手の温度感や、意思疎通が円滑に行えるかのチェックも忘れずに。

案件を取るためにプロフィール・実績情報を充実させよう

プロジェクト型の案件獲得にはサイト内のプロフィールや実績情報を充実させることが大切です。

すぐに100%埋めるのは難しいかもしれませんが、なるべくプロフィール情報やスキル情報は埋めておくようにしましょう。

●プロフィール文章はテンプレートのまま使わないこと

クラウドサービスには自己紹介や、案件応募のPR文章のテンプレートがあります。

しかしテンプレートをそのまま使ってしまうのは、ライバルと差別化する点ではオススメできません。志望動機や自分ができることを、なるべく自分の言葉でわかりやすく伝えましょう。

初心者さんにありがちなのが、自己PRで「初心者ですが…」「未熟ですが…」と必要以上に自分を下げてしまうこと。不安になる気持ちもわかりますが、相手は仕事のパートナーを探しています。しっかりできることをやる、仕事を完遂する意思があることを伝えましょう。

サービス内の評価、本人確認なども選ばれる基準の一つになる

クラウドソーシングではワーカーとクライントを、お互いに評価する仕組みがあります。

この評価は誰もが目安にするものです。本人確認ができているかなど、サービス内の評価を元に採用を決めるクライアントも少なくありません。

依頼側が最も恐れることは、途中で連絡が取れなくなったり、消息を立たれてしまうこと。
何度も依頼を放棄したり、サイト内の評価が著しく低いと信頼性を下げる要因になります。

サービスによっては仕事の完遂率もパーセンテージで表示されます。
サービス内の評価は個人の主観でつけられるもの。絶対的な評価ではありませんが、参考にされる要素の一つです。なるべく良い評価が得られるよう丁寧な対応を心がけましょう。

●ランサーズ 
クラウドソーシングサービスの先駆けとも言えるランサーズ。簡易なタスクから企業案件レベルのプロジェクトまで、幅広い案件を取り扱っています。 またワーカーの登録者も非常に多いです。

●クラウドワークス 
ランサーズに並び、有名所のクラウドソーシングサービス。ワーカーが利用できる補助サービスの展開など、ランサーズ同様に幅広い案件を扱う大御所と言えます。

●クラウドテック 
業務委託契約を中心とした、副業やスキル提供のマッチングを行えるサービスです。
クライアントは企業が多く、しっかり仕事にコミットできる人材を求める傾向が高め。ある程度経験を積み、リモート在宅ワークの進め方が確立している方にオススメです。

友人や知人から制作案件をもらう

友人や知人の紹介や依頼が、初めての副業案件になることも多いです。紹介をもらうには、自分に何ができるのか・どんな仕事をしたいのか発信しておくことが大切です。

リアルの知り合いからのほうが、初心者の方は仕事につながりやすい傾向があります。

またスクールの知り合いや教師など、Web業界とのつながりを作っておくと仕事に出会えるチャンスを増やせるでしょう。

当スクールでも卒業生の方に、仕事をお願いしたりすることがあります。すでに関係性ができていて、相手の人物像や仕事への取り組み方を知っているので、知らない人に依頼をする必要がないからです。まずはつながりを意識してみましょう!

★関連記事:スクールの卒業生の副業経験例

●親しい仲だからこそ起きやすいトラブルに注意

友人・知り合いだからと、際限なく制作をやり続けるのはオススメできません。

善意で納得できる範囲であっても、最初に決めた制作量や費用を大きくこえる場合はしっかり話し合いましょう。

実績のために無料で受けた案件でも、決めた範囲以上のことをやり続けると他の依頼を受けるのが難しくなります。さらに、「あの人はタダでやってくれる」という悪い口コミが広がる可能性も。

事前にトラブルを回避できるように、堅苦しくない程度でも良いので、お互いに決めた約束を書面にしておくなど、対策を決めておきましょう。

スキルマーケット、スキルシェアなどのサービスを活用する

スキルが十分にあり制作の時間を取るのが難しい場合は、自分のスキルを提供して収入を得る方法もあります。自分のできることに対してお客さんに来てもらうため、ほしい仕事を取りやすい反面、自分で集客をする必要があります。

●ココナラ
自分のスキルを出品するスキルマーケットサービス。
ビジネスで利用している方も多く、依頼者が出した依頼を受けられます。また出品者として自分の得意な仕事や制作をアピールできます。

●SKIMA(スキマ)
コミッションタイプのスキルマーケットシェアサービスです。
ココナラに比べるとエンタメ要素が強く、同人や個人依頼が多い傾向にあります。

どちらのサービスもジャンルによっては単価相場が低い事が多く、安い金額でないと売れなかったり、依頼者に初心者や個人が多いこともトラブルに繋がりやすいです。
なるべく自分で裁量を持ち、条件を明確にすることが大切です。

自分の制作サービス・スキルを副業で教える

自分の持っているスキルを誰かに教えることも副業にできます。 教材として資料やカリキュラムなどを考える必要があります。そのため、普段から後輩や人材の育成を行っている場合は、始めやすいジャンルです。

簡単なバナー作りや、受講生がライトに手を出せるものが人気です。

●ストアカ 
スキル提供がコンセプトの講座サービス。
オンライン講座も開催できます。講座の開催には、伝えるスキルやノウハウを明確にしたうえで審査に通る必要があります。たくさん開催することで、活動バッチがつき検索結果に表示されやすくなります。

●タイムチケット 
時間を切り売りがコンセプトのスキル・時間シェアサービス。
主に相談やコンサルティングも主流になり、時間給をつけて募集ができます。ややコンサル職が強い傾向がありますが、多くの質問に答えられる、専門分野がある方にオススメです。

ブログで副収入を得る

Webデザインの制作ではありませんが、ブログ運営も並行するのはオススメ。

Web業界はアウトプットの文化が盛んなため、自分が実績作りのためにやったことや取り組んだことはなるべくブログ記事にして記録しておきましょう。

また自分でWordPressやブログサービスを運用して得られる知識は、副業や本業でも大いに役立ちます。ブログが育ってきたらアフィリエイトなどにも挑戦してみましょう!

特にWordPressはWebデザイナーの仕事でよく使われるツールなので、積極的に触ってみましょう!空いた時間で記事を書いていれば、ブログ運営のスキル・経験も養われます。

副業でも仕事が途切れない人の3つのポイント

副業でも安定して収入を得る、仕事が長く続く方の傾向を3つまとめます。

普段の仕事でも意識することも多いですが、副業では相手との関係性がない状態から始まるため、より意識的に行いましょう。

報告・連絡・相談などコミュニケーションをしっかり取る

スキルも大切ですが、仕事を受ける際に最も重要なのはコミュニケーション
特に最初はテキストコミュニケーションから相談や連絡が始まるため相手の温度感が掴みにくいことから、連絡が滞ることも少なくありません。

お互いに意識的に連絡を行わないと進捗が滞ったり、意思疎通に支障が出てしまいます。

特にクライアントが外注・副業の依頼を出すのが初めての場合、具体的なスケジュールをつくることが難しいことがあります。締め切りや次に連絡をするタイミングはいつなのか、事前に具体的にしておくとトラブルを防げます。

また仕事が遅れる時やトラブルが発生したときも、早めに連絡を取り合いましょう。

コミュニケーションができていれば、大抵のトラブルは防げます。どのような仕事でも音信不通になる、状況や進捗を伝えなくて良い仕事はできません。発注側の視点からどういう人に仕事を依頼したいか、動画と記事にしています。ぜひ参考にしてみてください!



★関連記事:仕事を依頼したい人はどんな人?

ポートフォリオやブログなど自分の拠点をつくる

クラウドソーシングの項でも伝えましたが、ポートフォリオを始めとした実績や自分の情報開示の場所をつくりましょう。

できることがわからない方に、依頼をするのはとてもリスクが高く、そもそも選択肢にあげられません。

実績や経験が少ない場合は、SNSなども駆使して日々の取り組みやできることを伝えましょう。実績や経験のために活動をしていること、仕事への向き合い方を見てもらうことで、仕事を任せても大丈夫という安心・信頼につなげることを意識しましょう。

クラウドソーシングでもサービス内の項目だけではなく、より詳しい実績を求められた場合に、ポートフォリオやブログを持っていると焦らずに対処できます。

いつ案件依頼のチャンスが来るかわからないので、連絡を受ける窓口や見せられるものをつくって備えておきましょう!ポートフォリオの作り方は、別記事にまとめています。参考にしてくださいね。

★関連記事:ポートフォリオの作り方

WordPressやマーケティングなど、案件に必要な知識は勉強する

Webデザイナーの案件の中には、デザイン制作だけではなく他のスキルを複合的に求められることがあります。
知らないからできませんではなく、よく使われるツールは自分で勉強をして理解を深めることが大切です。

逆に自分ができないことも明確にしておきましょう。
自分ができない・苦手なこともまずは知識に触れる、やってみないと判断ができません。

また案件によってはクライアントから、進め方や守って欲しいことをマニュアルとして提示されることもあります。

マニュアルを提供できるクライアントは、外注や業務委託に慣れている傾向があります。わからないことや疑問点は素直に聞くことが大切です。

また仕事を進めるためにノウハウ提供をしてくれる優良なクライアントも。そうした貴重な機会はなるべく逃さないようにしましょう。ただし、ノウハウ提供の代わりに安すぎる報酬で案件を受けさせようとする相手には注意しましょう。

まとめ:Webデザイナーの副業は選択肢が多い、スキルの棚卸し・準備から始めよう

今回はWebデザイナーが副業に取り組む前に知っておきたい、案件の種類や仕事の獲得方法をお伝えしました。

副業は楽に稼げるイメージを押し出す広告が増えましたが、需要の高まりはあれど、しっかり仕事としてできる人にしか仕事は継続されません。

ぜひ自分にあった案件を探して、お仕事の獲得を目指してみましょう!

この記事のまとめ
・Webデザイナーの副業ができる案件はとても多い。時間とボリュームをみて取り組む
・案件を得る方法はSNSだけではない。自分に合った案件を適切な場所で獲得を目指す
・副業こそ報・連・相や締め切りを守る意識、コミュニケーションがとても重要

副業もお仕事。クライアントがいて、締め切りを守って報酬をもらうことは、片手間にやっていいものではありません。副業で仕事の幅を広げたり、通常の業務でできないことに挑戦したり、自分の軸を持って取り組みましょう!

当スクールでも副業に関する質問や相談はとても多いです。選択肢がたくさんある分、どの方法が自分に合っているか進め方に迷う方は、ぜひご相談にきてくださいね。

【あと2名】42期Webクリエイティブコース募集中!

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オンラインでも参加が可能となります。
受講生の9割が全くの未経験からWeb業界へ進んでいますので、不安を感じている方でも安心して受講いただけます。
詳しく聞きたい方は、説明会にご参加下さい。

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