受講から4ヶ月で大阪⇒東京でWebデザイナーに
こんにちは、2期生のフリーライターのフルカワです。
CreatorsFactory代表の高橋さんに代わり、卒業生のみなさんにインタビューをしてきました!
今回は8期生の山下さんにお話を伺います!
専門学校を卒業後、色々なバイトを経験されてきた山下さん。新しいことを始めたいと思い、興味があったWebデザインをスクールで学び、未経験・異業種からの転職を成功させました。
それでは、お話を伺っていこうと思います!
古川:本日はよろしくお願いします!
山下さん:よろしくお願いします〜!
スクールに来る前はどんなことをしていましたか?
山下さん
古川
山下さん:
タワレコのレジや創作料理のキッチン、ゲストハウスの受付をしました。外国人が泊まる宿泊施設みたいな。
あとは京都で一般事務をしたりとか。
ーーすごいですね、いろんな仕事の経験を積まれているんですね。印象に残ってるお仕事はありますか?
キッチンのバイトは一番長かったですね。あとはゲストハウスの受付も楽しかったです。でも一番楽しかったのは、タワレコですね。
古川:タワレコですか!音楽がお好きなんですね。
山下さん:高校の時に軽音部だったので、バイトしてみたいなぁと思ったのがきっかけです!
なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?
ーーいろんなバイトをされている中で、Webデザインを学ぼうと思ったきっかけはありますか?
山下さん:スクールに来る直前は、今もなんですけど派遣社員でした。 私の行ってる派遣は5時半が定時で勤務時間がほぼ決まってるんです。 なので帰ってからが暇ですることがなくて、何か新しいことを始めようかなと思ったんです。
古川
山下さん
体験レッスンに行ってみたら、入学金込み3ヶ月で50万円だったんですよ。さすがにこれはちょっと……と思って。
もともと芸術とかが好きで美術館にもよく行きますし、デザインに興味があったので、じゃあデザインを学ぼうって思ったんです。
そうなったら、パソコンやスマホの方が普段から触れているので、Webデザインの方がいいかもと思って、CreatorsFactoryに来てみました。
結構ラフな感じで来ちゃいましたね。
ーー最初からWebデザイナーになりたかった、というわけではなかったんですね。
山下さん:クリエイターになりたいとか、そういうのは考えずに来ましたね。デザインを学んでみたいって感じでした。
ーーデザインを学ぼうとする人は、グラフィックデザインを学び始める方も多いですが、Webデザインを学ぼうと思ったのはなぜですか?
山下さん:なんていうか、私たちの世代ってスマホ世代といいますか、私の場合は雑誌もあまり見ないので、携帯でインスタなどを見る方が多くて、紙のデザインに触れる機会が少なかったからかもしれないです。
Webサイトは日頃から見るし、今はWebの方が仕事が多いんじゃないかなと思って、Webデザインをやってみようと思いました。
ーー何か好きなデザインってありますか?タワレコや音楽関係のWebサイトはオシャレですよね。
山下さん:
そういえば、Webサイトではないのですが、タワレコは手書きのポップを作ることが多かったです。
でも仕事では、あまり興味ないジャンルのものも書かなきゃいけなかったですね。
私はフォーロックやバンド系が好きだったんですけど、バンド系のポップは人気なので、なかなか書かせてもらえなかったです。EXILEとか。
古川
山下さん
人気があるものは、定期的に販売されますし。でも楽しかったですよ!
実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?
古川
山下さん
古川:次の期になると、始まる時期が伸びてしまいますしね。
山下さん:
大丈夫、いけますよって、言ってもらえたので、すぐに決めましたね。
面談時に授業の流れとして、まずコーディングを最初にやるよと、教えてもらうじゃないですか。さっそく、それが意味がわからなくて……。
授業に付いていけるかなーって、最初は不安があったんですけど、でも始まってみると意外といけましたね。
ーーWebを初めて学ぶ方は、聞き慣れない用語も多いので最初は大変ですよね。
山下さん:
そうなんです。
今思うと、授業数はちょっと少ないかなと感じたところはあります。けれど、たった4ヶ月でWebサイトの形が作れるレベルになるんだって、びっくりしました。
それに、Photoshopなどのソフトも使ったことがなかったので、そこもできるようになるんだなって思いました。
ーー制作ツールも初めてとなると、なかなか授業内だけで覚えるのは大変ですよね。レイヤーの考え方とか、最初はわからないという方も多いです。
山下さん:
めっちゃフォトショと喧嘩しましたよ!
ずっと松尾先生に聞きっぱなしでしたね。Illustratorも触ったことがなくて、そもそもAdobe製品を触るのが初めてでした。
今はIllustratorも、少しずつ触ってみています。
ーーデザインの授業は約1ヶ月ありますが、初めてだとつまづきやすい部分でもありますからね。
山下さん:
同期のメンバーにはDTPを学ばれてる方もいたので、自分の出来なさに凹む時もありました。よく先生たちに励ましてもらいましたね。そのおかげで、やりきることができたと思います。
ーー4ヶ月の授業の中で特に楽しかった部分などありますか。
山下さん:
自分のポートフォリオ作るところが、一番楽しかったですね。
グループワークとかも楽しかったんですけど、グループワークって周りの人と合わせながら制作していくものですけど、ポートフォリオは自分の好きなように作っていけるので、そこが楽しかったですね。
コーディングはちょっとしんどかったですけど。
古川:今までの卒業生の方もそうですが、何もかも初めての環境から入って、4ヶ月間やりきるのはとてもすごいことですよ!
いまどんなことを、勉強や活動していますか?
古川
山下さん
古川:WordPressは静的なサイトとはまた勝手が違いますよね。ブログをやり始める感じでしょうか?
山下さん:ブログになるのでしょうか?
Web系の人が言うブログって、お金を稼ぐ系のものなんですかね?
古川:ーーアフィリエイトなどで、収益を得るために使う人もいますが、自分の持っているノウハウや活動の記録を書いて、宣伝ツールやポートフォリオのように使う方もいますね。
山下さん:なるほど、そうなのですね!
「デコログ」とかって分かりますか?ブログと聞くと、こういうものが流行っていた時の日記みたいなイメージが強くて、ブログで稼ぐってどういうことなんだろうって引っかかっている部分はあります。
古川:デコログ、懐かしいですね(笑)ブログツールでもあり、どちらかというとSNSとしての側面もあったと思うので、確かにイメージが繋がらないかもしれませんね。
山下さん:
WordPressのきっかけとしては、私のお母さんが姿勢や美容系の仕事をしていて、ブログをつくって集客したいと言っているので、それならWordPressでやらないとダメかなぁと思ったんです。
古川:なるほど。WordPressを学んで、お母さんのお仕事を手伝うんですね!セミナーや講師業をされている感じでしょうか?
山下さん:
そうなんです。
姿勢を正すことで身体の中が綺麗になって痩せたり、骨盤のズレを治せるっていう資格を持っていて、それを習いたいと言ってくれる方がたくさんいるみたいなんです。それで集客をしたいんですけど、サイトもないしブログもない、どうしたらいい?って相談されたんです。
じゃあまず名刺は作ろうと思って、とりあえず名刺は作ったんです。なので、次はブログかなと。
古川:Webデザイナーのお仕事としても、かなり実践的な内容ですね!確かにブログで集客ができると、お母さんの仕事ももっと楽になりますね。他には、ご自分のためにやっていたことはありますか?
山下さん
小さい会社なんですけど、東京のWebデザイン制作会社に行きます。
古川
転職活動で意識して取り組んだことはありますか?
山下さん:
ポートフォリオサイトを作って、応募できる会社は応募しまくりました。
でも未経験なので、だいぶ書類選考で落とされましたね。7割位は落とされるんじゃないかと思って応募していたので、こんなもんだろうと思っていました。
けれど、いざ面接に進んでみると紙のポートフォリオも必要なことがわかって、実はまだ作ってなかったんですよ。それで面接の2日前くらいに大急ぎで作りました。
古川:2日前……!それで間に合ったんですね、ちゃんと持っていって偉いですね。
山下さん:そこでも、印刷はどうやったらいいんだって、バタバタしたこともあったんですけど、なんとか間に合いましたね。間に合わせました!
古川:必ず転職するというガッツを感じます!真面目にしっかり積み重ねているからこそですね!
今後はどういった働き方をしていきたいですか?
古川:まずは、転職した東京の会社にお勤めされると思いますが、今後こんな働き方をしてみたいというのはありますか?
山下さん:今のところはフリーランスは考えていませんね。 ただ私はけっこう働くのが好きなので、正社員で働きながら頼まれたら空いた時間で、別の仕事をしようかなと思っています。まだどんなキャリアがほしいのかはあやふやですね。
古川:なるほど、今は正社員でしっかり経験を積みたいという感じなんですね。
山下さん:
まだそんなに何もできないので、色んなことをやっていきたいです。
それこそIllustratorを使い始めて、紙のデザインも面白そうだなと感じてます。パッケージデザインとか。
ちょっと方向性が違うかもですけど、ファッションのデザインも考えてみたいですね。
古川:アパレルデザインですか、いいですね!シルクスクリーンなども流行っていますしね。
山下さん:
Tシャツを作ってみたいんです!
というのも、毎日働く時の服を決めるのって、めっちゃ面倒くさいじゃないですか。
私も面倒臭がりで、派遣の時はいつも朝に何を着ようって思ったんですよ。
だから、出勤がある5日間に着るTシャツを決めておきたいんですけど、ただの白Tシャツだといつも同じと思われてしまうじゃないですか。それをアパレルで働いてる子に話してみたら、Tシャツに曜日を英語で刺繍して、それをローテで着たらどう?って言われて。
古川:山下さんを見たら、今日の曜日がわかるんですね……。歩くカレンダーじゃないですか!それめちゃめちゃ面白いですね!
山下さん:
逆に流行るかもしれないですよね!
ムーブが起きるかも、インスタ映えも狙えるかもしれない(笑)
古川:企画だけでも、インスタで発信しても面白そうですね!これはぜひ、やってほしいなと思います!
今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします
古川:山下さんは未経験・異業種からのWeb転職なので、参考になる方も多いと思います。今後Web業界を目指す方にぜひメッセージをお願いします。
山下さん
山下さん
やってみないと分からないですし、分からないままだったら、結局この先は何も起こらないじゃないですか。なのでとりあえず、やってみることが大事なんじゃないかと思います。
古川:Web業界は未経験から転職をされる方も増えてきていますが、まだまだデザイン業界自体はまだ塞がってる雰囲気があるというか、専門系の学校を出なきゃいけないとか、見えない壁はありそうに感じますね。
山下さん:
そういった流れができてしまうのは、先に業界にいる方々のプライドだったりするんじゃないかと思って、そういう経歴を持っていてもナンセンスな方もやっぱりいるじゃないですか。
でも、海外だとそんなことないじゃないですか。
普段はデザインとは関係ない仕事をしているけど、デザインをしてみましたって人はたくさんいて、面白かったらいいねって受け入れてもらえる。
そういうのが日本でも、もっと広がればいいなと思いますね。
古川:日本はどうしてもクリエイター自体の価値が、あまり評価されていない雰囲気はありますね。
山下さん:
日本では営業がなぜか強くてトーク力とかで仕事を進めていくけど、アメリカだと規模が広いからわざわざ営業しに行かなくて、広告やWebのデザインで集客をガンガンするって聞きました。
だから、海外ではクリエイターがちゃんと評価されていて、価値が高い。
古川:Web業界は未経験から業界に入って活躍されている方もたくさんいますからね、そういう方がもっと増えると日本でもデザインやクリエイターの価値が上がっていきそうです。
山下さん:
ホームページの作られ方も、すごくで業界で偏りがあるなと感じてました。
古川:ほうほう、業界のホームページの偏りとはどういったものでしょう?
山下さん:
ホームページを作っても不動産はこうとか、医療系はこんな感じとか、どうしてあんなに決まった形になってるんだろう、と思っていました。
私も会社に入ってしまったらそうなるのかな?
古川:今のこの段階で、現状の当たり前を見直せるというのは、考えることが身についている証拠ですね。自分で考えるクセがついているなら、どんな会社に入っても、きっと大丈夫だと思います。
山下さん:
次に私が入る会社は、やりたいことがあるならやった方がいいし、もしやりたいことを実現するために会社を辞める必要があったとしても、それは仕方がないと思う、って言ってくれる会社で、代表の方々も、海外留学をしたことがある方もいて考え方がすごくグローバルでした。
古川:いい会社に巡り合えた、という印象ですね。
山下さん:
そうですね!
それもWebデザインを学んで、転職活動をしてみないと分からないことだったので、何でもやってみないと分からないですね。
なので、やりたいならやってみよう、と言うことが大事なのかなと思います。
古川:たった4ヶ月で、ここまでデザイン業界やWebデザイナーに関して自分の考えをしっかり持てるのはとても貴重だと思います。東京の会社でも頑張ってください!本日はありがとうございました!
山下さん:はい、頑張ります!こちらこそ、ありがとうございました!