オンラインでWebデザインを学ぶために必要な環境と学習の注意点
皆さん、お元気でしょうか??
3月以降、コロナの影響で急速にオンライン需要がすっごい高まりましたね。
当スクールでも、オンラインコースを開講したりと、これからWebを学ぶ人にとってはいい環境になったかもしれません。
ただオンライン学習は難しく教える側も、受講側もコツがいります。
実際にスクール内でオンライン授業を40回以上行ったので、そこから気づいた点をまとめました。
ちなみにオンラインで授業がある場合は、ZOOMなどのビデオチャットアプリを使用することが多いです。
この記事は、Webスクールを利用・動画学習などをオンラインで行う場合を想定して話を進めていきます。
オンラインでWebデザインを学ぶ時に必要な環境とは?
まずはオンライン受講は、各個人の環境が本当に大事です。
オンラインの場合は、受講側もそれなりに環境を整えていないと、満足のいく学習ができなくなります。
特に大事な部分は、
②PCのスペックの違い
③外部モニターの準備
④デスク / 椅子
順番に解説していきます。
①Wifiのスピード
通信環境は、各家庭ごとに違います。
ポケットWifiなどを利用している人も多いですが、速度などの問題で音声が切れるだったり、映像がコマ送りになる問題があります。
特に最近は、自粛の影響で通信量が桁違いに上がっていますので、マンションなども全体的に速度が落ちている印象です。。
②PCのスペックの違い
Webデザインの学習だと、Photoshopなどのデザインツールを開きながら、更に別のツールを使う場面が非常に多くなります。
そのためPCのスペックが弱いと、ビデオアプリなども結構重たいので、シャットダウンしてしまったり、まともにオンラインで学習することも難しくなります。
③外部モニターの準備
みなさん、PCの画面以外にモニターなどありますか?
ちなみにipadでも大丈夫です。
ひとまず、画面を2画面(デュアルディスプレイ)にできるかどうかですね。
動画や授業を見ながら、自分も同時に作業するハンズオン形式の受講の場合は、1画面だとまともに作業ができないです。
無理やりできたとしても、かなり大変になるかと思います。
モニターもそこまで高くなくても大丈夫なので、1万円ほどのものを買えば問題ないでしょう。
④デスク / 椅子
意外ときちんと準備できていない人が多いのではないでしょうか?
Webデザインの学習は基本的にデスクワークです。
そのため長時間、椅子に座りPCとにらめっこすることが日常になります。
学習に限らずなのですが、リビングの床に座るとか、寝転がってするとかだと、肩こりや腰がおかしくなります。。
あと、変な体勢だと集中力が持たないんです。
全てを準備することは難しいかもしれませんが、最低限準備してスタートしたほうが快適にオンライン学習ができますよ。
Webデザインのオンライン学習のメリット・デメリット
オンラインでの学習は、教える側も受講側もコツと言うか注意点があります。
便利だけど難しい部分もありますね。
オンライン学習のメリット
オンラインでのメリットは一般的にはこうでしょうか。
・自宅でできる
・自分のペースでできる
・他の人のペースに合わせなくていい
・オンラインで完結できる
あとは、交通費がかからない、受講料が対面より安いところですかね。
メリットで見ると魅力的に感じると思います。
オンライン学習のデメリット
反対にデメリットをみてみましょう。
・自宅でできてしまう
・自分のペースでできてしまう
・他の人のペースに合わせなくてよくなってしまう
・オンラインで完結できてしまう
気づきましたか。。
メリットは裏を返せばデメリットともなるんです。
どういうことか説明します。
自宅で出来てしまう
人によっては集中できるかもしれませんが、人間の集中力のコントロールは不可能です。
ほとんど環境に依存します。
自宅でも自分のペースでも、問題なくできる精神力があるのであれば問題ありません。
ただ、ついユーチューブみてしまう、集中しないといけないのにできない。。
など、ついつい自分に甘くなってしまいます。
他の人のペースに合わせなくてよくなってしまう
仕事において、果たして自分のペースで進めれることがあるのでしょか?
答えは、NOです。
仕事で人が関わる限り、自分のペースで仕事ができるは幻想です。
自分だけで完結できる、自社サービスであれば1人なのでペースも何も関係ありません。
ここが意外と落とし穴です。結局は人と働くことが前提となるため、コミュニケーションをベースとし他者とのやりとりも学習項目に入れるべきと考えたほうがいいかもしれません。
オンラインで完結できてしまう
オンライン完結はメリットのほうが多いです。
ですが、先程もでてきました他者とのコミュニケーションが圧倒的に少なくなります。
簡単に言うと、雑談が全然できません。そのためそこから生まれる意外と貴重な情報も受け取れなくなります。
ここに関しては、??になる人も多いかもですが、先輩や現場の人たちに雑談に入るだけで、かなり勉強になります。
オンラインの場合は、これが極端に少なく難しいのは経験済みです。
改善しようと色々と取り組んでいますが、やはり対面よりは効果が薄いなと感じています。
1人で完結できる点は、いいことですがスキルの勉強に関することだけかなと感じます。
仕事と考えると、やはり人と一緒に何かをすることはすごく重要な点に実践から気づきました。
オンライン学習の注意点
大体のオンライン学習の雰囲気がわかりましたか?
それでは実際にオンライン学習をしてみて、注意したほうがいいな〜思った点を紹介します。
②受け身になりすぎないこと
③目標と目的を明確にすること
について説明します。
①学習を継続できる仕組みを考えること
オンラインでの挫折の高さの話はしましたが、こうならないために事前に計画を立てる必要があります。
学習し始めの1〜2ヶ月くらいが鬼門で、ここを乗り切れば自然と身につきます。
学習習慣を作るにはこのような方法があります。
・週1回noteを学習まとめを更新する
・一緒に学習する仲間を見つけてお互いに管理し合う
・いろんな学習教材を試してみる(動画とか本とか)
週間としてこのあたりは効果的です。
ただ、自分1人だとこれすらも継続は難しい場合もあります。
そのため、自分の正確に合わせた継続の仕組みを考える必要があります。
オンラインは諦めて、スクールに通学するのもありだと思います。
②受け身になりすぎないこと
例えば、オンラインスクールやコミュニティーに参加した場合は、積極的に質問や話しかけたり、反応したほうがいいです。
こういったオンライン上の集まりは、
・1割:スーパーアクティブ
・2割:そこそこアクティブ
・7割:無反応
と大体決まっています。
分かると思いますが、得するのも成長するのも1〜3割の人です。
積極性=行動力なので、コミュニティーに限らず、外の世界でも反応されやすいです。
存在感のない7割の人は、教える側や管理者からすると、いるけど反応がないため、いない雰囲気で扱われますのでご注意ください。
③目標と目的を明確にすること
あなたの勉強する目的はなんでしょうか?
新しく始める時は、何かしら目標をもって目的を作って望むと思います。
もちろん、なんとなくや楽しそうだからでも全然いいと思います。
ですが、続ける理由が強いほうが最後まで残ります。
よく、手段と目的がごっちゃになる人を見かけます。
例えば、
早くWebデザイナーに転職したいのに、ポートフォリオに時間を無駄にかけて、求人に応募を全然しないみたいな感じはよくあります。
こういった人は、転職が遅くなりやすいです。
このように、本来の目標と目的を見失いためにも、明確なプランとぶれないスケジュールが必要になります。
ひとまず、6ヶ月を1ヶ月刻みで目標の見直しと、達成率を考えてみるといいでしょう。
オンライン学習の注意点まとめ
色々お伝えしましたが、結論オンラインは人を選びます。
オンライン学習で結果につなげる人の特徴は、
・どうしても達成したい目標がある
・時間があまっていて暇(休職中)
あたりが多く感じます。
この結果から環境と時間のコントロールができる人、選択肢がなく前に進むしかない人が結果を出しやすいです。
ただ、ここに当てはまっていないからと無理なわけではないです。
これからオンラインで学習を進めていきたい人は、事前にこういったデメリットもあることをしておいてくださいね。