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業界未経験者がWebデザインを学ぶようになったワケ

こんにちは、クリエイターズファクトリー13期生のAshidaです。
ご縁あって、スタッフとして少しお手伝いをしています。

この記事では、業界未経験者がなぜWebデザインを学ぶようになったのか受講中どんなことを意識して、今はどんな状況なのか、というところを、少々のビッグマウスをはさみながらお伝えしたいと思います。

\「誰やねん」/とツッコミ入れながら、ラフに読んでいただけるとうれしいです。

Ashidaのプロフィール
◼︎大学
教育や社会学を学ぶ。日本史の教員免許を持つ、広く浅い歴史好き。
時事ニュースの解説番組や「ガイアの夜明け」が好き。

◼︎新卒
ビューティーカウンセラー
好きが高じた。時折ビビりながら2万円超えの化粧水を売る。
化粧品使用レポートのブログを開設、HTMLに初めて触れる。

◼︎転職
ウェディングスタイリスト@外資系ホテル in KYOTO
より質の高い接客や非日常を作り上げる仕事に魅力を感じた。
会って5分後に、月給レベルの商品をセールスする根性と、
不定休のなか、土日は朝6時から夜10時まで働く体力を身に付ける。

◼︎現在
2019年秋より、前職と並行してキャリアチェンジを目指し、
Webデザイン・コーディングを勉強中。

昔からパソコンが得意!や、Webサイト自主制作経験あり!などのアドバンテージはゼロ。
強いて言えば、家族の中で家電の配線担当、パソコンの初期設定担当だった程度です。

将来は田舎暮らしを目指す!


これは私の60オーバー時点の人生の目標です。

単に田舎で暮らすこと、そのものが目的ではないです。古民家で、田を耕して、夏休み中の子どもたちに短期滞在してもらうこと。30年後のことなので、これを仕事にするのかどうかは分かりませんが、10年前から変わらず野望であります。

が、これ自体は、Web業界と直接的な関係はありません。

現役社会人はあと30年弱と感じた昨年、自分の目標から逆算をし、動いてみようと思いました。もしも生活の拠点を都市部から移すとなると、今の働き方や職業自体を再考する必要があります。それまでのベース作りとして自分自身に技術を、どこにいても定期的な収入を得れる仕組み作りを少しずつ考えたいと思っていました。

私がなぜWebデザインをしようと思ったのか?


思い返せば、なかなか大げさな2つの理由がありました。
恥ずかしいですが、そのまま書きますね(笑)

◆ 建物としての「ハコ」を持たない世界に関心を持ったこと

前職がハコありきの仕事だったので、特にそういう風に感じたのかもしれません。

物体としての必須アイテムはPCと自分だけ、というWeb業界はどんな世界なんだろう… と興味がありました。周囲にフリーランスの技術職の方が多かったことで「働く=会社にお勤めする」という概念が絶対的ではなかったことも、要因かもしれません。…私はお勤めしたい。

Web中に物体としてハコが存在していなくても、デザインの中で特定のサイズや法則、コーディングでもタグなどの、ある意味ハコには囲まれ、翻弄されながら過ごしているのが現実です!

◆ 技術とお客様のパイプ役→制作サイドへ、関心の移り変わり

前職では、主に写真・動画・ヘアメイク・ペーパーデザインの技術者と新郎新婦の間に入り、各チームごとに管理・調整役として動いていました。ペーパーは時々手書きでデザインしていました。

▼大まかにはこのような関係です

ある時に、たまたま写真を使った簡単なウェルカムボードをIllustratorで作成して、ウェディングフェアで飾った時、他のプランナーから「あのボード注文できる?」と聞かれたことがありました。ちょっとしたことですが、今までの業務とは異なるうれしさを感じました。

それ以降は実際に何組か制作させて頂きました。その中で作り手の大変さを少し知る経験ももちろんしましたが、制作中の楽しい気持ちや、喜んでもらえた時のうれしさは消えませんでした。はじめは紙からの経験でしたが、Webになるともっと出来ることに奥行きがあるのでは!と考えるようになりました。

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次に転職する時は、これまでの経験をより活せるような職があれば、と探していました。

 ●自分ではなく他者の技術を取りまとめ、チームで動くディレクション業務
 ●クライアントと一緒に作り上げる制作物(費用交渉含む)

Web業界は専門職ですし、途中で入ることもきできない世界と思い込んでいました。
たまたまInstagramなどのSNSで「Webデザイナー」という職業を知り、調べていくと…

 ●大人でもスクールや独学から始める方がいる
 ●会社だと、1案件ごとにチームで動くことが多い

と聞き、調子よく親近感を持ち、何かひらけたような感がありました。

できれば考えながら行動したいので、急に調べて、急に通学しました(スクール選びの個人的ポイントは後述)。その時は「デザイナー」なんて名前のつく職業…、センスないし、正直気後れするなぁ…というのが本音でした。※後に「デザイン≠アート」や「デザインの引き出しは自分で作る/デザイン貯金」という考え方を学びます 

周囲に打ち明けることも恥ずかしい時期がありましたし、転職エージェントの担当者からは、年齢的な制限を指摘されることも多々ありましたが、「脳みそも体も今が一番若い、新しいことを学ぶなら今だ」という思いで、4ヶ月間通い続けることができました。

【当時のスクール選び、個人的ポイント3つ】
●HPがぱっと見で見やすい、古くない → 素人が古いと感じる所で学びたくない
●HPが死んでないこと → 顔と言えるWebサイトが更新してない所は…どうかな…と
●よく勤務地になっている地域 → 業界内の情報・交流など、活発そうな場所

受講中は、どんな事を勉強していたか?

主に行ったこととしては…

◆ グループ4名でのWebサイト制作

授業の後半になると、架空のWebサイト制作があります。

ディレクター/デザイン/コーディング/コーディングとデザイン兼務/この担当ごとに動きます。仮定のクライアントからの要望をもとに、TOPページから下層ページまで約3週間で制作しました。その期間は1人だけでは出来ない、オフラインのスクールならではのすごくいい経験がありました。

工程の中で自分でデザイン→コーディングだと、悪い意味でどちらも「いいよう」に出来てしまいます。それが自分以外の人がデザインしたものであれば…
相手のことを考えてコミュニケーションを取りながら、コーディング時に「絶対実現させるんだ」とか、デザイン側も「もっと細かく文字サイズやデザインの意図を言語化して伝えよう」など、よりチームの進捗を意識して、フォローし合いながら作業を進めることができます。もしも独学やオンラインでの学習を選んでいたら、絶対に得られない経験でした。

個人的にスクール期間中に頑張ったこと

◆ 現職と並行しての片道1時間半の通学

業界的に土日出勤の不定休で、しかも通学時期がウェディングピーク期と重なりました。

あえて近場での学習を望まず、自分でここを選択したので言い訳できません…。

課題の提出期限などは厳しい時期もありましたが、仕事で都合が合わない日以外は、休まず通学しました。風邪も引かないし、体力があって良かった!親に感謝!疲れていても、授業中は眠くならないし、違う脳みその場所を使うのか、意外ともくもく受講できます(単純脳)。

また、自宅での勉強は、休みの日に集中して勉強や課題を取り組みました。

少し反省として言えることは、本当は1日30分でもいいので、パソコンに向かい、予習・復習をする癖を作ることをオススメしたいです‥ !オンタイムでもっと授業の理解度を上げていくことができたと思います。特にこの世界は、勉強を止めたら、自分の進化も一緒に止まります。「デザイナー/コーダーとしての死」は、自分次第という厳しい世界と知りました。

◆ ほかの人の学ぶ権利を奪わない

これからは「自分の時間に価値を持たせる」という意識を大切にしたいと思っています。
それと同じくらいほかの人の時間も大切にしたいと思っています。

考え方は各々なので、賛否あるかと‥ 、これはあくまで持論です。
私は仕事と通学を同時進行していましたし、クラスメイトも限られた自分の時間とお金を使って、技術を得ようとしている人も多いです。

授業の中で「??」な部分が出て、つい隣の人に質問しそうになっても、その人の手と思考を止めてしまい、学ぶ権利や時間を奪いかねません。

当たり前のことですが、質問は講師の方に聞くように意識しました。

とは言え、休憩中は授業内容のこと、それ以外のことも普通に喋ってました。課題の進み具合、仕事のこと、将来のこと、年代を超えて刺激し合える友人ができて、楽しかったです!

MEMO
余談ですが、宣伝ですが、スクールの本棚にはたくさんの本があり、貸し出しています。
デザイン系/コーディング系/副業系/お金系などジャンルも多岐!何が正解で、何が実用的なのか判断がつかない時は、最初はより情報の純度が高い、本を読むこともオススメ

価格の高い本も多く、なかなか個人で揃えることは、夢のまた夢〜です。本でなくても、有益な情報がネットやSNSで、しかも現役の方がたくさんオープンにされているのがWeb業界特有の良いところなのですが…
※注意※ 自分で購入する時は出版(改訂)の日付が新しいものを選ぶように

【まとめ】 私のこれからについて


目下の目標は「Webデザイナーとしての転職」です。その後、資質があればディレクター職にも関わってみたいと思っています。業界のこと、Webデザイン、コーディングの奥深さをもっと知り、まずは現場でクライアントのオーダーの先にある要望を汲み取って具現化できる、実用的なWebデザイナーになれるよう努力したいと思います。

なので、年齢のことも今ではポジティブに捉えています(強気)。

これがどのようにして、かの人生の目標「田舎暮らし」の助けになるか、正直まだ明確な道筋は出来上がっていません。(…もう忘れてましたよね!? 私もです^^;)

ここまでツラツラ綴った考えは、スクールに通う前から全て持っていたことではなく、通うようになって、環境の違うクラスメイトや、今まで自分で耕してきた講師の皆さんと関わる中でどんどん更新されてきました。

これからの5年間ほどで、仕組み作りについて、もっと深く考えなければなりません。
その最中にもまだまだ想像もできないほど辛いこと、しんどい経験が待っていると思います。そんな自分を元手に、今までに経験したことすべてを強みとして、人間としてよりキャパを広げてパワーアップしたいです。

現実的には、今後転職活動をしていく中で、悩みや発見が大なり小なり出てくることと思います。
その時はTwitterなどで率直にお伝えできればいいな、と思っています。
Twitter:Ashida【ashida0222】

 

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