ネットショップのECデザイナーへ転職
こんにちは、2期生のフリーライターのフルカワです。
CreatorsFactory代表の高橋さんに代わり、卒業生のみなさんにインタビューをしてきました!
今回は8期生の前内さんにお話を伺います!
カフェが大好きで飲食店で働いていた前内さん、勤め先や自分の好きなお店にWebサイトがないことを疑問に思ったことから、Webデザインを学ばれたようです。
それでは、お話を伺っていこうと思います!
古川:本日はよろしくお願いします!
前内さん:よろしくお願いします!
スクールに来る前はどんなことをしていましたか?
フルカワ
前内さん
飲食店の勤務が長いですね。
古川:なぜ飲食店のバイトをしていたのですか?
前内さん:飲食店が好きだったからです。
元々、調理師の資格が取れる専門学校へ進学するために、大阪に出てきました。
古川:かなり本格的に、飲食店でやっていく予定だったのですね。
前内さん:最初はそうだったんです。
でも、調理師の仕事ってとても職人基質なところがあって、それが私には合わなかったのかなって、今は思っています。
最初はちゃんと飲食店で働いていたんですけれど、そこからジュース屋さんの社員になりました。
古川:ジュース屋さんいいですね!百貨店やデパ地下にあるようなお店でしょうか?
前内さん:はい、でも有名なところではなくて、今はもうなくなってしまったんですよね。
けっこう好き勝手にできる環境だったので、好きなジュースを勝手に作ったりして美味しかったら商品化してもらっていました。
古川:自分が考えたジュースが商品化できるのは面白いですね!
前内さん:会議をして、店長がOKを出せば商品化ができました。
ミックスジュースとかは特に人気でしたよ!大阪の人ってミックスジュースが好きなんですね。
ーー飲食店にはどれくらい勤めていたのですか?
前内さん:3年ぐらいですかね。
そのタイミングで結婚することになったので、ジュース屋さんを退職しました。
元々大阪にでてきた理由の一つに、カフェで働いてみたいというのもあったので、主婦をしながらカフェで働くことにしました。
フルカワ
前内さん
高校生の頃からカフェ巡りは好きで、その時期も含めて飲食店をたくさん見てきたんです。
すると飲食店って、ホームページを持ってないところが多いなって、自分の中で感じるようになりました。
それが、Webデザインを学んでみようと考えた、最初のきっかけかもしれないです。
なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?
古川:飲食店にはホームページが少ない、もしくは持っていない、という現状を見てきたんですね。私が過去に勤めていた飲食店も、形ばかりのホームページしかなかったような記憶があります。
前内さん:そうなんですね……。
個人経営だったら特に、お金を出すのが勿体ないと思われがちな部分だと思います。
ただ、私は飲食店に行く時に、ホームページが検索で出てこなかったら、めっちゃ不安になるんですよね。
SNSがあっても、全然更新していなかったり。
まさに私が働いていたカフェもそんな感じで、ホームページも持ってない、SNSもたまにしか更新していない、足を運ぶには情報がなさすぎて、怖いと感じてしまうんです。
古川:今は個人でもなんらかのSNSアカウントを持っている時代ですもんね。確かに不安に感じる方は多そうです。
前内さん:「どうして作らないんですか」って聞いてみたら、やっぱり予算的な面と世代が上の方が役員だったりして、必要ないよね、と言われてしまったり。
私が働いていたカフェって、主婦さんや若い子がメインの場所だったので、若いお客さんってSNSやネットで情報を調べる人が多いじゃないですか。
それなのに、対策をしないでお客さんを逃しているのは、すごくもったいないなと感じていました。
ジュース屋さんにいた時もホームページを頼んでみたんですけど、めちゃくちゃ簡単なやつができて、これは検索されるのかなと不安になったり。
飲食店がホームページをうまく使えていない、という現状を見てきて、自分でもホームページが作れないかなと調べたのが始まりでした。
古川:なるほど。自分が好きな業界だからこそ、自分が学んで貢献できないか行動してみたのですね。
前内さん:最初は職業訓練に通ったんですけど、それが終わった後にもう少し学びたくて、CreatorsFactoryにきました。
古川:職業訓練を終えて、さらにプラスαとしてCFに来たんですね。勉強熱心ですね。
前内さん:今は主婦ですが、もし調理の現場に復帰してからも「自分がホームページ作りますよ」って、飲食店に持ちかけることができたら、お給料がベースアップになるんじゃないかとも感じます。
前内さん
ホームページを作れる能力を見につけて、在宅ワークができるようになることも目指しています。
実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?
ーー職業訓練でも学んだとのことですが、Webデザインを学んでみてどうでしたか?
前内さん
古川:コーディングは初めて触る方が多いので、苦手意識を感じる方も多いですよね。
前内さん:でも、逆にもっといろいろ学んでみたいとも思いました、phpとか。
実制作をしていく上で、お問い合わせフォームの作り方など習ったこともあるんですけど、自分でも学ぶことで、もっとより良くできるんじゃないかと思って。
今はECショップの会社で働いているので、最近は写真などにも興味がでてきました。
ECサイトで得た技術や知識も、全部吸収しておきたいです。SEOとかマーケティングとかも順番に勉強したいですね。
ーー全般的にカバーしたいという気持ちなんですね。いきなり全部やろうとすると大変そうです。
前内さん:そうなんです。
いきなり全部に手を出そうとしちゃうので、一つずつマスターしていきたいです。
まずは忘れないように、HTMLとCSSの復習をしています。
いまどんなことを、勉強や活動していますか?
ーー今お勤め先でも、勉強したいことがたくさんあるとお聞きしましたが、すでに活動や勉強を始めていることはありますか?
前内さん:カメラを始めました!
古川:カメラ楽しいですね!カメラや写真は一度ハマると、なかなか抜け出せないくらい人気ですよね。
前内さん:うちの同期に、よくカメラで撮影をしている子がいるんですけど、カメラで撮った写真をSNSにあげているのを見たりすると、やっぱり綺麗に撮れていていいなぁと思いますし、職場でも商品を綺麗にとっている先輩たちを見ていると、商品の見え方も一段と良くなって、とてもいいなぁと感じてます。
古川:なるほど、カメラを通してビジュアルで伝えられることは多いですもんね。撮影したい場所やモノはありますか?
前内さん:犬を撮りたいです!家でも飼っているので。
動物全般が好きなんです。その子達が綺麗に撮れるようになりたいですね。
今後はどういった働き方をしていきたいですか?
ーー今はECショップの会社で働かれているとのことですが、今度こんな働き方をしたいというイメージはありますか?
前内さん:さっきは「飲食店に復帰したらホームページを作って、売り込みに行きたい」と言いましたが、それはもっと先のことになると思っています。
今はEC関連の会社で働いているので、働きながら足りない部分は勉強をして、まずは在宅でも働けるぐらいの力を身につけたいですね。
正社員で働くという道もあったんですけど、働けたとしても主婦ですし、自分が働きすぎると体を壊すこともわかっていたので、セーブしながらでも働けるような環境を作っていきたくて、今の会社を選びました。
古川:確かに正社員だと、あまり融通が効かない場合が多いですもんね。仕事を抜いていくことも、難しいことですね。
ほかに在宅で働きたい理由はありますか?在宅で働きたいという需要はとても高いので。
前内さん:そうですね、妊娠中でも働ける環境であったらいいなと思います。
常に収入が入ってくる環境が欲しいので、そういう状態を作りたいです。
まだ私は妊娠していませんが、逆に今が動けるチャンスだと思っていたので、
早めに動いておいた方がいいなと、職業訓練に行き、CFに入って就職を決めました。去年は突き進んできた年だったと思います。
今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします
ーー飲食業からの転職、結婚しても働きたいと考える方はとても増えています。
今後、Web業界を目指す方にぜひメッセージをお願いします。
前内さん
飲食店で働いていた時、なかなか人に認められないとどうしてもお給料が上がらない状況でした。
前のバイト先では、自分は頑張っている方だと思っていたんです。ポップや販促ツールをいっぱい作って、アルバイトだけど社員並みに働いてました。
でも直属の上司は認めてくれても、社長やもっと上の立場の人が認めてくれないと時給が上がらなくて、会社のために他のスタッフよりも業務をたくさんしているのに、それが理不尽だと感じていました。
フルカワ
前内さん:そうなんです。
だったら自分が頑張ったら頑張った分だけ、お金が入ってくる環境の方がいいなと思って、思い切ってWeb業界にきました。
自分が頑張れると思っている時はたくさん仕事をとって、例えば妊娠したり体調が良くない時は、自分である程度セーブできる。
自分が頑張れば成果が出る仕事は、Webデザインかなと感じています。飲食業に復帰したとしても、Webデザインで力になれる部分も多いはず。
独立するしないは関係なく、働き方を変えてみたいなら一歩踏み出してみてもいいんじゃないかと思います。
古川:なるほど。飲食業から転職しても、Webデザイナーなら外側から飲食店に関わることもできますし、仕事の内容が変わっても自分の好きな業界で働けるのは、Webデザイナーならではの魅力といえますね。
本日はお話していただき、ありがとうございました!
前内さん:こちらこそ、ありがとうございました!