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先輩インタビュー

主婦業とWebデザイナーを両立していきたい

こんにちは、クリエイターズ・ファクトリー代表の高橋です。

CFブログお馴染みの卒業生インタビューです。
本日はCF7期生のMさんにお話を伺いました!

以前は東京でアパレル系の事務をしていたMさんですが、どうして大阪でWebデザインを学ぶことになったのでしょうか?

タカハシ

それでは早速、お話を聞いてみようと思います!

スクールに来る前はどんなことをしていましたか?

−−本日はよろしくお願いします!早速ですが、スクールに来る前は、なにをされていましたか?

Mさん

よろしくお願いします!東京でアパレルの会社にいました。 販売員ではなく、ずっと事務していました。

タカハシ

アパレルの事務って、何をするんですか?

Mさん:私の会社では、ECサイト、ネットショップですね、それから営業事務がメインでした。

高橋:なるほど。職場が東京っていいですね、おすすめの場所などありますか?

Mさん:うーん、改めて聞かれると悩んじゃいます。
私は新宿が慣れてますね。ニューマンと言う商業ビルがありまして、ビルの下はショッピングモール、上にはLINEの運営会社などが入っているオシャレなところです。

−−東京で仕事をしていて、どんなきっかけで大阪に来ることになったんですか?

Mさん:大阪に来たのは、去年の11月頃でちょうど1年くらいです。 きっかけはパートナーの転勤でした。

高橋:大阪に来てどうですか?よく大阪人は温かいといいますが、よく東京の方とこのあたりで比較されますよね。

Mさん:人がとてもあったかいですね。親切な方が多い気がします。
他人に干渉しない、みたいな雰囲気が強いのが東京ですかね。
人が多すぎるから、サービス業とかでもあんまり……。
一番思ったのは駅員さんに道を聞いてみても、ちょっと対応が冷たかったり、めんどくさがってる感じを受けましたね。

なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?

−−大阪に来て、Webの勉強をしようと思ったきっかけはありましたか?

Mさん:そうですね。ずっと何かのデザインってものに関わりたいと思っていたんですが、職業柄とか会社的にどうしてもWebのほうに関わるチャンスがなかったんです。

高橋:ECをやっていたときはどうでしたか?どちらかとWeb業界のお仕事に近そうですが。

Mさん:ECサイトをやっているときは、本当に流れ作業をやってるような感じでした。 問い合わせ対応や撮影など、自分で何かを作るというより、運営を進めるという部分にしか関われなかったですね。

そこから、またアパレルで自分たちのブランドがある会社に勤めました。
その会社にいくつかブランドがあって、そのうちの2つのブランドを担当するチームに入ることになったんです。
毎回ルックブックなどを作るのですが、アパレル業界ってWebに比べると情報がとても遅くて、IT界隈の情報も遅れていたんです。

※ルックブック:広義にはカタログと同じようなもの。特定のモデル、特定のブランド、特定のテーマを軸にファッション写真をコレクションしたもの。

タカハシ

なんだか意外な感じですね。

Mさん

ZOZOとか見ちゃうと最先端いってるな、って思うんですけど、結構アナログな会社が多いですよ。

高橋:昔からある会社が多いから、アップデートするタイミングが難しいのかもしれませんね。

Mさん:それもあるかもしれません。
そういう事情も合ってか、新しい案などもなかなか通らなくて、アイデアもでない状況でした。
そこに、Web担当の方が1人いたんですけれど、その人がとてもフレッシュでアイデアを出すにしてもすごく違うし、とにかく視点が違いました。
どうやって売ったらいいのか、どうやって見せていけばいいのかを考えていて、本当に私たちにとって救世主のような存在でした。

高橋:救世主!確かにWebデザイナーは外向けに発信する仕事が多いので、内部のデザイナーさんとはまた考え方が違っていますね。

Mさん:そういう人と関わるうちに、あーかっこいいなーと、自分もそんなふうにアイディアが思いつける人になれたら、いろんな方法があるのになと思っていました。

そんなタイミングの中で夫の転勤などがあって、いいきっかけになったのだと思います。それが自分の人生の転機ではないんですけど、このまま普通に妊娠して終わるのか、と考えたとき、自分のチャンスとしてやってみようと思ったのがきっかけでした。

実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?

−−実際に学んでみて、グループワークではとりまとめ役もお願いしましたが、Webのお仕事はどうでしたか?

Mさん:やっぱり今までの仕事は、事務的で誰かに何かを言われてやる、時間内に完結する、って言う仕事が結構多かったんです。
ですが制作と言う「ものづくり」に関わることで、自分で1からいろいろ考えて、スケジュールや時間の管理も自分で完結させなければいけないことが、自分にとっては新鮮でもあり、とても大変だったなと感じました。

高橋:この業界は会社の中でも、比較的裁量が個人に任せられることも多いですよね。
僕が会社勤めしているときも、自主性はあるけど、ルーチン的に決められた仕事は必ずあるので、それをこなすと言う同じような習慣が続くと飽きてしまって辞めてしまうって人もいましたね。
僕も気持ちはわかります。

−−では、実際にホームページを自分で作ってみて、自信のほうはどうでしょうか?

Mさん:ーん、そうですね〜〜(笑) 時間的にまだやることが遅くて、実務でやっていないと自分に甘くなっていたりします。
やっぱりそのあたりを、これからアルバイトですけどお金を頂くというところで、責任を持って作業のスピードアップと、自分の成長ができたらいいなと思っています。

高橋:最初はちょっと大変かもしれませんが、そのお金で生きるという気持ちで、がんばってくださいね。

いまどんなことを、勉強や活動していますか?

−−ちなみに今プライベートで勉強していることや、強化していることはありますか?

Mさん:強化、というかコーディングを復習しています。 コーディングがどうしても苦手だったので……。もう一回見直そうと思って一からやってみてます。

高橋:おお、えらいですね。そういえば、ブログも始めているんですよね?

Mさん:そうです!ハムスターブログなんですが、自分の癒やしとして……。自分の癒しの部分と自分のことを発信できる場所があるだけで、やる気に繋がるかなと。

高橋:ブログはリターンが大きいですからね。今からやっているだけで、一年先が少し楽になるって、これからわかってくると思います。

今後はどういった働き方をしていきたいですか?

−−今後自分がどんなキャリアを持ちたいとか、こんな環境にいたいなどはありますか?

Mさん

やっぱり少しでも経験を積みたいです。

Mさん:私の場合は、年齢的にもそろそろ妊娠をしたいなという思いがあるので、妊娠や子育てにこれから追われる時もあるでしょうが、ちょっとでも空いた時間を見つけて在宅でもお仕事ができたらいいなと思っています。
それをするためにも、スキルを少しでも身に付けておけば、そういうお仕事がきてもすぐに取り掛かることができるかなと。

高橋:そうですね事前にウォーミングアップをしておくといいですね。準備を始めるタイミングって大事だと思います。事が起きてから動き出すと、どうしても出遅れてしまうので。
意外とやってて良かったのが、メールの定型文のテンプレートを作っておくと対応が素早くできるのでオススメです。問い合わせも返事が早いと相手の評価も高まりますしね。

高橋:まずは自分で一度、お金が発生するお仕事をとってみても良いですし、プロフィールや実績を充実させてみるといいのかなと思います。でも、体調は崩さないように気をつけてくださいね。

Mさん:お薬と体調と相談しながら(笑)がんばります。

今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします

−−MさんはこれからWeb業界を目指す方にとって先輩になるわけですが、みなさんに向けてメッセージやアドバイスを願いします。

Mさん

アドバイスですか……。緊張してしまいますね(笑)

タカハシ

ご結婚をされていて、30代を期に変わろうと考えている方には、当時のMさんが欲しかった言葉や聞きたかったことは、きっとエールになると思います。

Mさん:やっぱり周りの環境もそうですし、年齢を重ねるにつれていろいろなものに捕らわれてしまうと思うんです、いろんなしがらみに。

いち早く、やりたいって言う気持ちを大事にしてほしいです。
その一歩踏み出す勇気を私も友人からもらったので、私が推すわけではないんですけれど、持ってほしいなと思います。何かを始める勇気を持ってみてください。

高橋:何事もやってみないと進まないと言う事ですね。

Mさん:そうですね、やってみて合わなかったら、それはそれでいいと思うんですよ。
結果的に自分のスタイルと違った、と言うことなので、そこから変えていくのは間違いじゃないと思っています。
とりあえずやってみないと、合ってるか合ってないかもわからないし、判断がつかないので、やらないで後悔するよりかはやった方が良いかと思います。

高橋:Webに限らず何事もやりたいと思う気持ちが大切ですね。 本日はありがとうございました!

Mさん:ありがとうございました!

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