技術の取得を諦めない、生きたスキルを柔軟に学ぶことができました
こんにちは、14期卒業生のMegです。
今回は藤本さんにお話を伺います!
●藤本さんの簡単なプロフィール
大学ではデータサイエンスなどの分野を学ぶ。卒業後は大学院への進学か就職か悩んだ末、早く仕事に就いて自分の実力を試したいという思いから就職を選択。希望通りの就職が叶ったものの、周囲の想像以上のハイレベルさに「もっと知識をつけるべきだ」と感じ、退職の道を決意した。
そんな藤本さんがWebを学ぶようになったきっかけや実際学んでみてどうだったか、そして通い終えてからの目標や将来の夢などについてインタビューをしてみたいと思います!
それでは、よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
入校前について
入校前はどのような仕事をしていましたか?
Webアプリケーション開発の仕事に携わっていて、SQLやPythonといった言語を扱っていました。
ーーおぉ…すでに技術者という感じですね!!
藤本さん
いやいや、僕は大学でデータサイエンスとかビッグデータについての研究をしていて、その道に就職はできたのですが、周りの人がすごすぎて圧倒されました…
ーー私から見たら十分すごいと思いますが、上には上がいらっしゃるのですね。
藤本さん
この分野は基本的に大学院へ進学してから就職される方が多いんです。
僕も進学を考えた時期もあったのですが、大学時代に納得のいく成績を残すことができていたので、早く社会に出て活躍したいという気持ちが強く就職することを選んだんです。
でも、やっぱり周りのレベルが本当に高くて。。
ーー理系の場合は大学院への進学がベターな分野が多いですよね。
藤本さん
そうですね、実際に入社して痛感しました。
その時に、自分が1番”この技術で勝負したい”と思える分野が何なのか、自分の軸は何なのかというようなことにも悩み、一度退職して自分の考えを整理したり、技術を学ぶ時間を作ろうと考えました。
なぜWebデザインの勉強をしようと思ったのですか?
僕の場合はやりたいことを模索している中でもあったので「Webデザイン」に拘っていたわけではないんです。ただ、クリエイターズファクトリー(CF)のカリキュラムがいいなと思って選びました。
ーー結構珍しいパターンですね!
藤本さん
これがやりたいという明確なものはなかったけど、
自分はデザインやものづくりが好きだということは分かっていたので、CFではデザインもコーディングも両方満遍なく学べるのがいいなと思いました。
ーー確かに、最初から絞り込むよりも色々やってから、その中でより関心度の高いものを深めていくのもありですね。
藤本さん
あとは、姉もこのスクールに通っていて紹介してもらったのも大きいですね。
ーーお姉さんってもしかして…私と同期だった藤本さんですかね!?
藤本さん
あ、そうだと思いますよ(笑)
姉の紹介というのもあって安心して勉強を始める決意ができましたね。
ーー同期の弟さんに同じスクールでお会いできるなんて…!感慨深いです!!
学んでみて
実際にWebデザインの勉強をしてみて大変だったことはなんですか。
デザインもコーディングも面白かったけど、デザインは答えがないというところに難しさを感じました。
藤本さん
一般的にはデザインってセンスや感覚によるものと思われがちですが、
デザインこそ演習量や他のデザインを見る力などの蓄積が重要になるんだなと感じました。
ーーそうですよね。
デザインは何がゴールかで内容や構成を変えないといけないし、一度作ったものでも運用してみて随時ブラッシュアップが必要だったり…
藤本さん
はい、そういった現場の話も先生方から教えていただいて、自分で噛み砕いて理解するだけではダメだと思いました。
ーーなるほど、、理解だけでは到達し得ない領域があるということですね。
藤本さん
そうですね。その点、コーディングの方は仕組みさえある程度分かれば、調べて見つけてコードを書くことができたら形になるので楽しく取り組めました。
ーー前職の職種的にも似通ったところがあったのでしょうか?
藤本さん
少し違いますが、言語に対する理解みたいなものは応用できたかなと思います。
僕は、自分の中でコーディングルールを理解して消化できるようになるまで「なぜそうなっているのか」が気になって仕方ないタイプなので、理解できるまで調べたり聞いたりしてましたね。
ーー確かに、お話ししている印象もかなり理論派!という感じがします。
受講期間中の学習方法を教えてください。
自分の持ってるMacが古くてAdobeソフトがうまく使えず最初は苦戦しましたが、毎回の授業はアーカイブを残してくれるので、使えるようになったタイミングで過去の授業まで遡って見ながら学習を継続していました。
ーーつまづいても休んでもアーカイブ動画で授業が見られるのは良いですよね!
ちなみに退職後にCFにご入学されたとのことでしたが、勉強時間は1日何時間とかって決めていたのでしょうか?
藤本さん
僕はあまり決めずに取り組んでました。
というか、作業をやり出すと没頭するタイプなので、お昼頃から食事の時間以外ずっと作業をして気付いたら11時…みたいな感じでしたね。
ーーすごい集中力…!!
藤本さん
いや、でもちゃんと集中したい時はカフェやCFワークスペースに行って環境を変えて集中力を高めるようにしていましたよ。
ーーCFワークスペースは受講期間中はいつでも無料で使えるから良いですよね。
藤本さん
はい、パフォーマンスも上がるのでありがたかったです。
Webデザインの学習をして成長したことや良かったことはありますか?
Webの基本的な知識を着実に学ぶことができて良かったです。
藤本さん
現役で活躍されている方が講師だったので、現場で生かせるテクニックや考え方を学ぶことができたのも良かったし、自分にとってはすごく嬉しいポイントでした。
ーーありがとうございます!
やっぱりスクールで経験できることには限界があるとは思いますが、その上で現場の話があるのはありがたいですよね。私も通学時代すごく実感してました。
藤本さん
初学者が学ぶ知識は現場とギャップがあるっていうのはよく聞く話なので、
その不安が解消されたのは大きかったです。
講師のダッチ先生だけでなくアシスタントやメンターの方や先輩などたくさんの人に質問をしました。そして、人によってやり方が様々である意味「宗派」みたいなものがあるよ、ということを教えていただきました。
どうしても”何が正しいのか”を追及してしまいそうですが、正解の種類がいくつか「ある」んだということを知ることができたので、自分と違うやり方の人に出会っても驚かずに対応できるなと思いました。
もちろん、古いものはアップデートしていきたいですが、色んな考え方を許容していきたいです。
ーーおぉぉぉぉ!!!
とっても素敵だと思います。見たことのないものを瞬発的に否定せず、まずは受け入れることって今の時代にすごく即した考え方ですよね。
卒業後のこと
今後の目標や理想の働き方はありますか?
まず直近の目標としてはフロントエンドエンジニアになりたいです。
藤本さん
フリーランス志望の方って多いかもしれませんが、僕はまず会社に入って企業の政策ルールなどを理解し、現場の経験を積みたいです。
ーーふむふむ、堅実ですね。
藤本さん
やっぱり現場を知っていないと満足のいくクオリティにはならないと思うので、業界経験を積んできた先駆者の経験やルールの蓄積を学びたいと思っています。
そして、ゆくゆくは1人で任されてもクオリティを担保できるくらいのスキルを身につけたいです。
ーー1人でなんでもできれば、どんなお客様にも対応できそうですね。
藤本さんは前職の経験も生かしていけばWebでなんでもできるようになりそうです。
藤本さん
そうですね、CFで学んだことと過去に大学や前職で経験してきたデータ解析やデータベースのことなど、点と点が線となって繋がり生かせるようにしたいと思っています。
ーー過去の経験も生かして、さらなる飛躍を楽しみにしています!
最後に一言!
Web業界を目指している人に、先輩からアドバイスをお願いします!
Webの学びは独学でと考える人は多いけど、現場に近い人がたくさんいる環境で学ぶことをお勧めしたいです。
藤本さん
学んでみて実感しましたが、Webこそ人に聞かないと難しいなと思うことが多かったです。
人によってコーディングルールが違うことや、この場合はこのコードを使った方が良いというような知識は教わらないとなかなか知識として入ってこないように思います。
ぜひ、誰かに頼って欲しいですね。
ーーなるほど、確かにコーディングなんかは特に色んな実装方法があるから、どれが1番オーソドックスなのか、NGパターンはあるのかなどの見極めが独学では難しいですよね。
藤本さん
そう思います。
コードを書くだけなら独学でもいいと思いますが、実務にする場合は仕組みに対する理解が及んでいることが重要だと思います。
なぜこのコードなのかということを言語化できるレベルになって初めて形になると思うし、そういうコードの流れや理屈、理論、プログラムを書く考え方などはスクールに行かないと身につかないです。
その中でもCFは現場に近い人の話をたくさん聞くことができたので、魅力的な環境で学ぶことができました。
ーーなんと嬉しいご回答ありがとうございます!
しかしこれも、藤本さんが積極的に学んで質問してくれたからこそですよ。
藤本さん
一応スクールに入る前は独学でやってたんですけど、その時はどこまで調べて何を質問すればいいのかさえ分からなかったんですよね。
CFで勉強したら質問できるようになって、理解もどんどん深まっていって、自信がつきました。本当によかったです。
ーー自信がついたと言ってもらえるのが本当に嬉しいです。
私は大学時代に藤本さんほどしっかり学んでいなかったので、藤本さんのように大学時代に学んだことと今新たに学んだことをリンクさせられる、そんな可能性に満ちているのが羨ましいです!
今後のご活躍、とても楽しみにしています!
本日はありがとうございました!
ありがとうございました!