スクールに通うことで自分のキャリアと向き合うことができた
こんにちは、2期生のフリーライターのフルカワです。
CreatorsFactory代表の高橋さんに代わり、卒業生のみなさんにインタビューをしてきました!
今回はA.K.さんにお話を伺います!
建築機械を扱うメーカーで総務のお仕事をされているA.K.さん。
もともとイラストを描くことが好きで、転職やスキルを学ぶならWeb系の技術を身につけたいと、CreatorsFactoryに入学されたようです。
それでは、お話を伺っていこうと思います!
古川
A.K.さん
●簡単なプロフィール
建築系メーカーで総務を担当
元々デザインに興味があったことと、場所にとらわれない仕事がしたいと考え、webデザインを勉強してみようと考えCFに入りました。
●授業がある日の一日の流れ
6:30起床
9:00出勤
17:40退社
18:20CF到着
23:00帰宅
24:30就寝
スクールに来る前はどんなことをしていましたか?
ーーでは、スクールに来る前はどんなお仕事や生活などをされていましたか?
A.K.さん
建築系の機会を扱う会社です。
ーーなるほど、建築系の総務のお仕事なのですね!お勤めされてる年数は長いのですか?
A.K.さん:
今年の4月から3年目に入るので、丸2年はやっていますね。
新卒のときからいる会社なので、けっこう長めです。
休日も普通あって環境も悪くもないし、会社の人たちは年上の方ばかりなので、仕事では仲よくしていただけています。
だいぶ普通の感じですね。
ーー新卒で入ってずっといれるとは、いい会社なんですね。
そうですね、特に転職などは考えてはいなかったのですが、やっぱり最近になって考えることはありましたね。
なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?
ーー良い環境で総務のお仕事をされているとのことですが、なぜWebを学んでみようと思ったのでしょうか?
A.K.さん
単調な仕事をしているしアナログな感じの会社なので、「ずっとここでやっていくのか?」という考えは、一昨年・去年ぐらいから考えるようになりました。
A.K.さん:
もともと絵を描くのが好きだったので、もし転職を考えるとしたら、そういうこともやってみたいと思ったんです。
でもそういう業界は残業なども多くて「割に合わない」みたいなことを聞いていました。
なので大学も文系にして、今の残業などが少なめの会社に入ったんです。
でもせっかく学ぶならWebデザインのスクールに行ってみようと思って、CreatorsFactoryに入ったという感じです。
ーーなるほど、無難に生活ができているからこそ、刺激を求めて新しいことをやってみたいと思ったのですね。
A.K.さん:
ずっとこの仕事をしている自分を想像できなかったのもありますね。
その割には今も続けているんですけど。これを10年以上やるのは、きついかなーとも思っています。
実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?
ーー新しい刺激を求めてWebデザインのスクールに通ってみた感想はどうでしょうか?
A.K.さん
最初は絵を描くのが好きで、デザインを自分でやることはあまりなかったんです。イラストの延長上というか、少しやるという程度で。
でもデザインをちゃんと学んでみて、イラストと全然違うってことがやってみてわかったし、14期生は面白い人達が多かったので、とても楽しかったです。
でも途中は、めっちゃ嫌やなぁと思った時期もありましたが……。
ーー行き詰まった授業や、内容がありましたか?
A.K.さん:
コーディングの授業とか、ですかね。
最初の方はまだ大丈夫だったんですが、だんだん仕事に行きながらその後に授業を受けて、課題も出さなきゃいけないって時に、なかなかついていけなくて。
私は支社の総務なので、経理や人事のことも全部しないといけないんです。
どうしても仕事が月末月初に固まってしまい、その週は行けなかったり、遅れて行くこともありました。それで途中から、このままやっていけるのかなぁと思った時期はありました。
ーーWebデザインの基本となる部分なので、つまづくと辛い部分ではありますよね。
仕事との両立は社会人向けのスクールなので、みなさん経験する部分ですね。
A.K.さん:
ですが土曜日の授業の後に、14期生の人たちに教えてもらったりして、なんとか課題は出し切れました。
しんどい時に助けてくれる人がいたので、最後までやり続けることができたと思います。
ーーなるほど、14期生のみなさんは本当に仲がいいんですね!つまずいた部分をわからないままにしないのも、素晴らしいことです。
A.K.さん:
みんな全然立場は違うけど雰囲気が良くて、普通に友達のように仲が良いという感じでした。
普段会社では、30代の方々と友達みたいに喋ることってほとんどなかったので、それが面白かったなぁと思います。
ーーなるほど、リアルのスクールだからこそ出会える環境ですよね。
他に楽しかった、面白かった授業はありますか?
A.K.さん:
グループワークが一番楽しかったですね。
有機野菜の架空サイト作成だったのですが、私はWebデザインと言うよりも、イラストを描きたいと最初の方に言っていたら、流れで「イラストや素材を全部作って!」という話になりました。
なのでコーディングはせず、デザインは少し考えたりしたんですけど、ほぼイラストレーターみたいな感じでやらせて貰ってました。
イラストは普段自分一人だけでやっているので、誰かと作るということが今までなかったんです。
でも今回初めて誰かと一緒にやってみて、こういうのもすごく面白いなと感じました。
ーーなるほど、デザインというよりイラストレーターとして素材を提供する役割に近かったということですね。
A.K.さん:
そうなんです。
今回は有機野菜のサイトがテーマだったので、野菜や農家の人のイラスト、線の素材やロゴをつくるって感じでしたね。
ーーそれ面白いですね!大体のグループワークだと、ディレクター・デザイナー・コーダーの3人でやることが多いですし、素材関連はクライアント様に用意していただくので、珍しい形でしたね。
A.K.さん:
多分、私たちのチームはちょっと特殊だったと思います。
自分にとってもイラストへの向き合い方が変わった、っていうのが一番大きかったですね。
いまどんなことを、勉強や活動していますか?(勉強とか転職活動とか)
ーー授業が終わって個人的に勉強していることはありますか?
A.K.さん
今まではアニメ寄りというか、もともとアニメや漫画が好きだったので二次創作みたいな一枚絵をずっと書いていたんです。
グループワークの時はゆる系のイラストというか、素材感があるイラストを初めて描いたりして、そういうのも面白いなと思ったんです。
すぐに描き出せるし、ゆる系のイラストをもっとやってみたいなと。
A.K.さん:
今までも描いたイラストは「Instagram」にあげていたんですけど、最近はそういうゆる系のイラストもあげています。
まだできていないですが、LINEスタンプやココナラとか、そういうところにもイラストを出してみようと思っています。
ーーなるほど、もともと興味があったイラストに、よりのめり込んでいるという感じですね。
A.K.さん:
そうですね。
Webデザインもやろうと思ってなかなかできていないのですが、書籍を買ったり、Pinterestを見たりはしています。
ただ主な制作は、今はイラストですね。デザインは学んでいきたいです。
ーーイラスト作成をメインにしながら、他のスキルも学んでいる最中という感じなんですね。
A.K.さん:
そうですね!
なのでAdobe系のソフトも最近触れてなかったので、またやろうと思っています。
今後はどいった働き方をしていきたいですか?(キャリアなど)
古川
A.K.さん
以前は在宅ワークができたらいいなと思っていたんです。
A.K.さん:
それが出来るのはIT系だと思ってWebデザインと繋がったというのもあるんですけど、今はいろいろ企業でも在宅勤務が積極的にされているじゃないですか。
自分の中で在宅ができたら何でも良いのか、そうではなくてもっとデザインの仕事がしたいのか、よく分からなくなってきている気がしています。
何が大事なんだろう、という感じなんですけど、でもずっと同じ会社にいるのもあんまりおもしろくないかなと思うので、転職は追々考えていきたいと思います。
ただ今はイラストを描いているので、イラストでお金を貰うことができたらいいなと思うので、それは続けていきたいです。
今はイラストをメインで働くのは難しいことだと思うんです。でもやっぱり、お金が稼げたらいいなと感じますね。
ーー今はコロナの影響があって、いろんな企業が在宅やリモートワークに乗り出していますもんね。
この時期に転職というのも、ちょっと先行き不安ですもんね。
A.K.さん:
今はちょっと怖いと思うところはありますね。
だからこそイラストの作品をつくっておいて、なにかチャンスがある時にすぐに作品が出せるようにしていけたらと思います。
来週から会社も休みになるんで。
ーーなるほど、チャンスはいつ来るかわからないですもんね。
逆に今はそれを準備するタイミングかもしれないですね。
今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします
ーーでは最後に、これからWeb業界を目指す方にアドバイスなどがあればお願いします。
A.K.さん:
やっぱり私も入る前はお金もかかるし、どうしようかなって感じだったんです。
でもやっぱりやってみて、ただ技術がつくだけじゃなくて、自分の向き合い方に違う面が見えてくると思うんです。
こういうことが私は好きだなとか、これは苦手だなとか、やってみたらわかると思うんです。
自分でやれる人はね、もうやっていると思うんですよ。
でもどうしようかなと思っている人は、実際にやってみてほしいですね。
技術を学んでそれを使えたらお金の元を取れた感じになりますけど、でもそれ以外にも自分にとって気づくことがあったなら、それだけの価値があると思います。
やっぱりこのスクールは他の人に会えるというのが、やっぱり一番いいと思うので、私も1人でやってたら絶対ここまでできなかったと思うし、他の人に会っていろいろ気づくこともあると思っています。
絶対デザインとコーディングを身に着けなきゃいけない、ということじゃなくて、新しいものを見つけに行くぐらいでいいのかなと思ってます。
ーーなるほど、スクールで学ぶことだけではなくて、そこで自分が気づきを得られることも大きな価値がある、ということですね。
A.K.さん:
あとはやっぱり出会った人を大事にしたいですね。
今回の14期生は、授業が終わった今でも遊びに行く予定もたてているので、明日もオンライン飲み会します!
ただ私のクラスは特によかったかもしれないですが、全員と仲良くしなくても1人でも仲のいい人が見つかれば、また違うかもしれないですしね。
ーーなるほど、出会いがあれば気の会う人も見つかりますもんね。それにしても、オンライン飲み会はいいですね!
最後にみなさんに、座右の銘や好きな言葉を聞いているのですが、大事にしていることなどはありますか?
A.K.さん:
自分の中で大事にしていることは、何よりも「人との縁だけは大事にする」ですね。
叔母が昔グラフィックデザイナーをしていて、それで結構厳しいことも言われたのもあって、すごく現実的な道に進んだですが……。
技術だけじゃなくて、もちろん技術が大事な時もあるけど、それよりも全部人の縁だから、それを一番大事にしなさいって言われてました。
ーー叔母さんはグラフィックデザイナーだったんですね!
A.K.さん:
今はカフェ経営がメインなので、今は副業みたいな感じですかね。
その時は「へぇ」って感じだったんですけど、実際に自分が仕事やスクールに行き始めて、本当にそうなんだなと感じるようになりました。
やっぱり自分も仕事をしていて、嫌な人に頼みたくないじゃないですか。
仲が良かった人達が助けてくれることがたくさんあったので、本当に続けたい人の縁に関しては、場所とか環境が変わってもずっと続いていくと思います。
自分を大事にしてくれた人は、大事にしなきゃいけないという思いはずっとありますね。
ーーCreatorsFactoryも人の繋がりを大事にしているスクールなので、相性が良かったんですね。ありがとうございました!
Webのスキルを学ぶだけでなくて、自分の好きなイラストへの向き合い方が変わったことでやりたいことに変化があったというのが印象的でした。
ぜひイラストの活動も頑張ってくださいね!
古川
A.K.さん
インタビュー・編集 フルカワカナコ