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先輩インタビュー

制作会社のディレクターがスキル取得のためにWebを勉強

今回のインタビューは、10期生の『尾上さん』にお話を伺います!

未経験で制作会社に就職し、電話営業から制作の現場に移ることになった尾上さん。
独学で頑張っていましたが、よりスキルアップにつながる知識を学ぶためにCreatorsfactoryに入学されたようです。

古川:本日はよろしくお願いします!

尾上さん:よろしくお願いします!

スクールに来る前はどんなことをしていましたか?

古川

スクールに来るまでは、どのようなお仕事をされていたのですか?

尾上さん

ホームページなどの制作会社に、未経験で就職しました。なので、当時はデザイナーさんが何をしているかや、コーダーさんがどんなことをしているか知らなかったんです。

尾上さん:転職しようかなとも思ったのですが、そういう制作に関する知識もほとんどなかったから、スクールに来ようと思いました。今は転職せず、その会社に勤めています。

−−スクールに来る前から、未経験で制作会社に就職していたのですね。もともとWeb業界でお仕事がしたかったのでしょうか?

尾上さん:全然そうではなかったですね。
電話でアポを取ってから営業さんが先方に行って、それからディレクターが話をしに行って制作が始まる、っていう流れがあって、それの電話担当だったんです。電話のアポ取りはバイトで回していました。

でも正社員になりたいと思って上司に聞いてみたら、じゃあ制作側においでよと言ってもらえたので、制作側に移ったという感じですね。
特に最初からWebデザインがしたかった、というわけではなかったです。

古川

制作会社の電話営業から始まったのですね。電話からお仕事はどれくらい取れたりするのでしょうか?

尾上さん

電話営業は、もう虚無でしたね(笑)
電話から仕事がとれたことは何回かあります。でも私の凄さというよりは、電話をかけ続けていたら取れる感じですね。なのでなんてことはなかったです。

−−タフですね!顔が見えないと相手の温度感がわからなくて不安ではなかったですか?

尾上さん:顔が見えてるほうが辛くはないですか?
私、過去に対面の営業をしていたんです。それに比べれば全然いけましたね!

古川

なるほど、過去に直接営業の経験もあったのですね、それは強い!営業力の良さも制作側に移動できる一因だったかもしれませんね。

なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?

古川

それでは、Webを勉強しようと思った理由は、電話営業から制作に移動できることがきっかけだったのでしょうか?

尾上さん

そうですね。移動して1年ぐらいは独学と言うか、あれやってこれやってみたいな感じでやっていたんです。でも私が知識をつけないと、そこから先がうまく回らない気がして、それでちゃんと知識を知っておいた方がいいなと思ったんです。

−−制作の部署に移動してから、すぐCreatorsFactoryに来たわけではなくて、独学で頑張っていたんですね!教育のカリキュラムなどはなかったのでしょうか?

尾上さん:最初の一年は、何も役に立たなかったような気がします。
教育はあまりなかった気がしますね。一緒に行って、見てやろうみたいな。

古川

実践が一番といっても、なかなかスパルタ感がありますね。それでも1年やってみると、作れるようになるものですか?

尾上さん

作れるようになったというより、ヒアリングのときに何を聞けばいいのかっていうのは、なんとなく覚えていきました。
それとこの1年間の間に、もう一つWebスクールに行きました。
そのスクールはマンツーマンだったので、その場で私の業務の悩み事を解決してくれる場所、みたいな感じでした。制作の技術的な話は全然しなかったですね。

−−その時々の仕事の問題は解決できていたけど、ちゃんとした知識をつけようと思って、CreatorsFactoryに来たのですね。
ちなみにスクールを探し直した時に、CreatorsFactoryを選んだ理由はありますか?

尾上さん:フリーランスになれたらいいなって、なんとなく思ったことがあったんです。
フリーランスになった、フリーで働いている人が多いよと、ホームページに書いてあったので、話を聞いてみようと思ったのがきっかけですね。

−−講師がフリーランスって、確かに書いていますね!フリーランスという働き方も、やっぱり気になりますか?

尾上さん:自由に仕事が出来たらいいなって、やっぱり思いますね。実際になってみたら、自由じゃないところもあるのでしょうが。

古川

個人的には満員電車に乗らなくていいのはすごく助かってますね……。
講師陣もみなさんフリーランスですし、働き方のイメージは掴みやすいと思いますね。

実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?

古川

一通り知識がある状態からのスタートだと思いますが、講座タイプのWebスクールで学んでみていかがでしたか?

尾上さん

デザイナーさんもだし、コーダーさんのやっている仕事って大変やなぁと、わかってすごく感謝って感じです。

尾上さん:相手の仕事を知らないままだと「これやっといて」だけで終わり。
だけどこれだけのことをやってくれてると思ったら、もっと上手に言ってあげた方がいいなとか、この情報があった方がきっと楽になるだろうってことが少し分かった気がして良かったです。

−−そうですよね。こういう細かい気配りや気づきができる方と一緒に仕事をするのは、どの環境の現場でもすごくやりやすいですね。
他に印象に残ってる授業などはありますか?

尾上さん:グループワークは楽しかったですね。
グループ制作はWebサイト制作で、私はディレクションの担当でした。

−−営業職などをしていると、やっぱり管理やディレクションに回ることが多いですね。

尾上さん:ディレクションの担当は、立候補しました!
今仕事でしている業務がその役割なので、慣れていきたくて。

古川

立候補は素晴らしいですね! ディレクションを担当するにあたり、大変だったことはありますか?

尾上さん

うーん、難しいですね。信じすぎた、といいますか、いろんな人がいるなと思いましたね。あまり問題が表面化しなくて、最初は大変でした。

−−まとめる側というのは、何かと気を回さないといけないことも多いですもんね。
逆にまとめる側をやってみて、勉強になったことはありますか?

尾上さん

そうですね。初めにデザインを仕上げている時に中間発表があったんです。
みんな大人だし大丈夫だろうと思っていたんですけど、あんまり仕上がってこなくて、 こういうものかと思ったりもしました。もっと自分からもアクションをしなきゃいけないなとか。

それぞれの性格もありますし、大人だけど中々できないものだなと分かりましたね。
それとみんなも私のことを知らないから、ちゃんと自分から話をしなきゃいけないなと思いました。
情報共有だけじゃなくて、変な話やコミュニケーションをとるみたいな。

スクール以外のこととか、私はそうした方がみんなとのやり取りがしやすかったですね。仲良くなってからじゃないとうまくいかないと思いました。

古川

なるほどいろんな人がいますし、進め方もそれぞれですね。こういう部分に気づくことができるのは、その立場にならないとわからないことなので、貴重な体験ですよね。

いまどんなことを、勉強や活動していますか?


古川

いま個人的に勉強してることや、活動していることはありますか?今後やってみようと思ってることを教えてください。

尾上さん

会社での話なのですが……。今まであまり制作に関する日数のことを言われなかったんです。あ、依頼を受けてから公開するまでの日数のことなんですけど、お客様の資料待ちとかで依頼が完了するまでに、1年もかかったりすることがあるんです。

尾上さん:その日数が早ければポイントになって、制作側のインセンティブになるっていう制度ができたんです。

−−珍しい制度ですね。制作納期を短くするというよりは、工数をしっかり管理するということでしょうかね。

尾上さん:そうですね。でもどうせなら、どうしたら早くできるか考えてみようって思ったんです。
あまり工数を細かく決める会社ではないのですが、お客さんに言われなくてもこっちである程度決めておかないと、どこにいってもダメかなと思って、挑戦してみようと思ってます。

古川

確かに本来そこまで時間がかからない案件が長引くと、制作側の負担にもなりますもんね。会社の仕事以外に、個人的にやってみたいことをはありますか?

尾上さん

以前に高橋さんから「ブログの運用してみたらどう?」って言われたので、興味もあるしやってみようかなと思ってます。

−−ブログはいいですね!ぜひ今から形だけつくるからでも、始めてみてください。最初は雑記系のをかけるものから始める方がいいかもですね。

尾上さん:気持ちが乗るものや、書きやすいものから書く感じですね。
じゃあまず作ってみるところからですね!

−−デザイナーさんだと、お仕事でやったことのアウトプットをするブログを作るられる方が多いと思います。特にディレクションもされてる立場の方は母数が少ないので、いいかもしれませんね!

尾上さん:なるほど、わかりました!

今後はどういった働き方をしていきたいですか?

古川

先ほどフリーランスにも興味があると伺いましたが、今後こんな働き方をしたいという希望はありますか?

尾上さん

そうですね。やりたいと思ったことを、全部やりたいんですよ。 知らない所に行ってみたいとか、みんなあると思うんですけど。それを達成してから死にたいなと思うんです。

尾上さん:仕事でしか経験できないことってたくさんあると思うんですよ。
だから続けていきたいんですけど、でも会社員だと休んでどこか行くとっていうのは難しいじゃないですか。
だからフリーランスがいいなって、思うこともあるんですよね。

−−会社に勤めていると、時間の制約が大きいですからね。数日かかる旅行だと、かなり前もって予定を立てないといけないですし。
やりたいことをやりたいと思った時に、動ける自分でいたいという気持ちはとてもわかります。

尾上さん:そう、それなんです!
気持ちの面でも時間の面でも、そうなれたらいいなって思うんですよね。

今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします


古川

尾上さんから、これからWeb業界を目指す方に、アドバイスやメッセージをお願いします。

尾上さん

私は、めちゃくちゃWebがしたい!っていう気持ちもなく始めたけど、なんとかなっています。なのでやりたいなっていう気持ちがあれば、始めてみたらいいと思います。

−−たしかに尾上さんは、未経験で就職をしてからスクールに来たわけですが、未経験の方に勧めるとしたら、どちらから始めるのがいいと思いますか?

尾上さん:私の場合は、先に会社に入ってからでも全然良かったと思いました。
現場に揉まれないと知らなかったり、吸収できなかったりするタイプなので。
でも慎重派の人だったら、先にスクールに入ってからの方がいいのかなと思いましたね。

−−尾上さんの場合は先に就職して現場で揉まれてからの方が、しっくりきたのですね。

尾上さん

夏休みの宿題とかも後半にならないとやんないみたいな、そんな感じですね。
あと少し余談ですが「動物占い」のお話も楽しかったです。

−−なるほど、スクールと就職のどっちを先にするかは、自分のタイプにもよるということですね。

古川

営業職をされていたり、ディレクションなどの人と関わる部分に前向きに取り組んでいたりと、明るく積極的なところがとても印象的でした。フリーランスも視野にいれながら、ぜひ今後のお仕事も頑張ってくださいね。本日はお話していただき、ありがとうございました!

尾上さん:ありがとうございました!

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