未経験からフリーランスを経て制作会社のWebデザイナーへ

今回ご紹介するのは、未経験からWeb業界に入り、制作会社のWebデザイナーとして活躍しているIさん(20代後半・男性)。2024年に受講して、その後フリーランス経験を経て制作会社へ就職。
BtoB企業のWebサイト制作を中心に、複数案件を同時に担当しながらデザイナーとして働いています。
未経験からWebデザイナーを目指すとき、「制作会社って忙しそう…」「ついていけるのかな?」そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
制作会社のWebデザイナーは、さまざまな企業から依頼を受けて、複数のWebサイトを制作していくから大変そうに感じるよね。だけどその分、短期間で実務経験を積み、デザイナーとしての基礎体力を身につけやすいのが大きな魅力だよ!
リアルな働き方、大変だったこと、やりがいを聞いてみよう!
Webデザイナーに転職したきっかけや理由を教えてください
──受講前は、どんなお仕事をされていましたか?
新卒入社で、2年間、国際物流の会社で仕事していました。全然デザインと関係のない仕事です。
──新卒の会社から、今の会社に転職されたという感じですか?
はい。2年間働いて、途中で休職期間を挟みました。
その期間にクリエイターズファクトリーに通って、Webデザインやコーディングの技術を学びました。
その後、1年くらいフリーランスとしてコーディングをメインに少し仕事をして、そこから転職活動をして今の会社に入った流れです。
──途中でフリーランスを挟んでいるのは、少し特殊なパターンですよね。後ほど詳しく聞かせてください。
そもそも物流業界という全然違う業種からWeb業界に行こうと思ったきっかけは何だったんですか?
昔からアートや芸術関係に興味があったのと、Webデザインは芸術やアートの要素だけじゃなくて、実際はビジネスの知識が必要なことも分かっていました。そこで前からビジネスにも興味があって、大学では経営学を少しかじっていたので、その2つを掛け合わせて自分に合っている仕事なんじゃないかなと思いました。
──かなり自己分析されている印象ですね。スクールに通う前は、独学でWebデザインの勉強はしていたんですか?
スクールに通う前はしていないです。通い始めてから、授業外でも本を買って勉強していました。
──フリーランスをしてから、就職をされていますが、最初からその流れを考えていたんですか?
最初から決めていたわけではないですが、会社に入る前に、一度フリーランスをやってみたいという気持ちもあって、人生経験としてやってみようと思いました。
──フリーランス時代は、どんなお仕事をされていたんですか?
コーディングがメインです。クリエイターズファクトリーの先生から案件をいただいたり、クラウドワークスやX(旧Twitter)でコーディング案件を探して、少しずつやっていました。
──割とお仕事は来ていた感じですか?
そうですね。
──そこから転職活動をして、今はデザイナーとして働かれていますが、最初からデザインをやりたいと思っていたんですか?
そうです。スクールに入った時点では、コーディングをやることは分かっていなくて、デザインがやりたくて入りました。ただ、学んでいく中でコーディングが楽しくなって、これで仕事ができたらいいなと思ってフリーランスでやっていました。でもコーディングの知識がついてきたからこそ、今度はデザインをもっとレベルアップしたいと思って、今はデザインに進んでいます。
──就職活動はどうでしたか?
コーディングの知識があったので、ポートフォリオに動きをつけたり、フリーランス時代に時間を確保して架空サイトをいくつか作っていたので、スムーズに進んだ方だと思います。転職のためというより、趣味として作っていたものが自然とポートフォリオになった感じです。
仕事内容を教えてください
制作会社で、Webデザイナーとしてホームページのデザインをしています。BtoBの企業様がメインです。
──会社では案件ごとにチームが分かれる感じですか?
そうですね。案件が受注されるごとに、デザイナーが割り振られています。
──今、入社してどれくらいですか?
7〜8ヶ月くらいです。
──1日の流れは、朝出社してタスクを確認して、こなしていく感じですか?
そんな感じです。
──大変だったことはありますか?
複数の案件を並行して進めていく中で、デザインが似ないようにするのが難しいです。
デザイン歴がまだ浅くて、引き出しが少ないと感じています。もっと勉強して引き出しを増やしていきたいです。
──同時に何案件くらい担当することが多いですか?
軽い案件が多い時は、9案件くらいです。今はがっつりした案件が増えてきたので、5案件くらいです。
1日1案件のデザインを8割仕上げて、残りを別日に仕上げる感じです。
──フィードバック体制はどうなっていますか?
デザイナーが4〜5人いるんですが、まずはデザイナー全員でチェックします。その後会社全体で確認してからクライアントに提出します。
──どんなフィードバックが多いですか?
余白やバランスを言われることが多いです。長時間作業していると見えなくなるので、他人の視点がすごく大事だなと感じます。
フィードバック体制が手厚くていいですね!
どんな時にやりがいを感じますか?
最初の頃は、頭の中で描いてるデザインと、実際に手を動かしてできたデザインが違うことが多かったんです。
それが実務経験を積むにつれて、出来上がったデザインが、頭の中でイメージしてたデザインと近かった時はすごいやりがいを感じます。
──スポーツみたいですね、やりたかったことができるようになると楽しいですよね。今はコーディングはほぼやっていないんですか?
はい。今はデザイン一本です。
──コーディングは社内にコーダーさんがいるんですか?
そうですね。
──指示は口頭?指示書を作っているの?
ざっくりした指示書を作っていますね。
「もっとやっておけばよかった」と思うことはありますか?
制作物に、フィードバックをもらっておくべきでしたね。自分で作ったデザインって、その時は自信があるデザインができたと思っていたけど、多分他の方が見たらそこまでいいデザインじゃなかったとか、特に勉強始めた時は改善点などがあったと思うので、いろんな人に見てもらっておけば良かったと思います。他人の視点って大切だと思うので。
デザインって趣味で作ったものでない限り、誰かが必ず見て、何かに使うものですからね。その視点はものすごくいいですね!
これからの展望ややりたいことなど教えてください!
コーディングもしっかりできるようになりたいです。最初の授業で「最強のWebデザイナーになる」と言ったので、コーディングもデザインも両方できるデザイナーを目指しています。
おぉ、いいね。30代になるとディレクターの道も見えてきて、より仕事の幅が広がってくると思います。
これから学ぶ人や始めたい人へのメッセージ
復習も大事ですが、予習することもすごく大事だと思います。授業内容が分からないと楽しくなくなってしまって、勉強やめてしまいそうになったので。もちろん復習も大切ですが、予習を大切にして少しでも先に知っておくことで、授業が楽しくなって学習を続けやすくなると思います。
初めて触れることは、すぐに理解できるものの方が少ないもんね。
だからこそ、難しいと感じる部分をあらかじめ予習して、「ちょっと分かるかも」「少し楽しいかも」と思える状態をつくるってことだね。未経験からでも成長し続けられるヒントをもらえたインタビューでした!ありがとうございました。







