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先輩インタビュー

現職業務の幅を広げるために学び、着実に成長できる機会を得られた。

こんにちは、2期生のフリーライターのフルカワです。
CreatorsFactory代表の高橋さんに代わり、卒業生のみなさんにインタビューをしてきました!

今回は15期生の新庄さんにお話を伺います!

現在、お弁当の配送を担う会社でWebサイト運営を始めとした販促部門を担当されている新庄さん。
過去に音楽雑誌や映像編集の経験を経て、社会貢献と自分の表現の幅を拡げたいと考え、Web知識を1から学ぶために、CreatorsFactoryに入学されたようです。
それでは、お話を伺っていこうと思います!

古川

本日はよろしくお願いします!

新庄さん

よろしくお願いします!

新庄さんのプロフィール

●簡単なプロフィール
音楽雑誌の編集仕事や、映像制作のADを経験した後、
現在お弁当屋のWEBサイト運営やチラシ制作を担当。
今後は社会貢献を前提に、表現の引き出しを拡大しつつ、
学ぶことは楽しいということを忘れずに、このWEBデザイン業界との付き合える場として
どこかないかと探しながらもCFと出会う。

●授業がある日の一日の流れ
(授業がある日は必ず休みをとっていました)
9:00 起床
10:00 torikumuを1~2個消化する
12:00 お昼
14:00 午後の部(今日の予習)
16:00 仮眠
17:30〜 CF移動開始
18:30 CF授業開始

スクールに来る前はどんなことをしていましたか?

古川

スクールに来る前はお仕事など、どのようなことをされていましたか?

新庄さん

直近だと、お弁当配達の会社でサイト運営とチラシ作成をしています。
販促のWeb部門ですね。業務の引き出しを広げたくて、CreatorsFactoryに来ました。

新庄さん:
実はCFに来る前に、大手のデザインスクールにPhotoshopやIllustratorを学ぶために通っていたんです。

ーーそうなんですね!なぜCreatorsFactoryに通い直したのでしょうか?

新庄さん:
座学中心でマンツーマンといえど、10人ぐらいは一斉にやる形だったので、なかなか聞けないこともあったんですよね。あまり基本的なことは聞けない雰囲気、みたいな。

なのでもっとかみ砕いた雰囲気で、意見交換がしたかったんです。
ただ学ぶだけではなくて、今はこういうデザインが流行ってるよとか、floatよりflexbox使うんだよとか。情報交換などもしたかった。

逆に僕も誰かに有益な情報を発信したりできる、そういう場所を探していたからですね。

ーーなるほど、環境としては少し物足りなかったのですね。
そういえば、過去に音楽雑誌の編集などのお仕事もされていたのですね?

新庄さん:
もっと昔はそうなんですよ。
大学生の時はミュージシャンになりたいと盲目な状態で、ギター片手にバンド活動をしてました。

音楽で稼いでいこうと、オーディオ関係の音楽雑誌の編集などをやりましたね。
スピーカーやイヤホンとかを評論をする人がいて、インタビューをしたり、録音したものを文章に起こしたり。
そこで商品の写真をPhotoshopやLightroomで編集したりしました。
それが初めて、Photoshopを触るタイミングになりましたね。

※Lightroom:Adobeから提供されている写真編集専門のソフト。

ーーバンドもやりながら、他のお仕事も経験されていたんですね。

新庄さん:
まだ音楽で食べていこうとして、他にも仕事は転々としていましたね。

ミュージックビデオも好きだったので、東京の大学をでてから映像編集の会社にも勤めました。
それから実家に戻ってきて、新しい会社でADのお仕事を1年ほど。

ただ肉体的に大変なこともあり、この2社を経験して自分の理想と現実がすごくかけ離れていたな、っていうのがよくわかりましたね。

ーー実際に経験したから分かる、現実の厳しさですね……。確かに大変そうな業界です。

新庄さん:
ただ自分は表現がやりたいんだ、ってことは共通していました。
そこで次に目を付けたのが、当時は敷居が高いと思ってた「Webデザイン」でしたね。

そこでまたアートとデザインが違うってことが、やってみて初めて分かるという。

ーーなるほど。次に繋がりますが、それがWebデザインを学ぶきっかけになったのですね。

なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?

ーー自分は表現がやりたい、ということに気がついてWebデザインを学ぶことを決められたんですね。

新庄さん

そうですね。そして今の会社に至るって感じです。
人のためになりたい、社会貢献がしたい、というのが根本にあるので、きっとそこが前の会社と合わなかったのかもしれません。
どうしても自分が、自分がみたいな雰囲気があったので。

新庄さん:
そこで生活に一番身近な「衣食住」がいいかなと思って、食のWebデザインをするために、お弁当の会社で頑張ってるところですね。

ーーお弁当の会社でどんなお仕事をしているか、もう少し詳しく聞いてもいいですか?

新庄さん:
BtoBがメインで、会議用お弁当の販売をしています。
本当ならゴールデンウィークのイベントシーズンは、インテックス大阪のイベントなどにお弁当を届けたりして忙しい時期なんですが……。
今はコロナの影響で全然って感じですね。

ーーそうですよね、イベントも軒並み中止になりましたもんね。

新庄さん:
そうなんです。僕の仕事としては、 例えば保険会社さんなどのお弁当の発注担当者が、チラシを見てここなら失敗しないって思ってもらえるようにする販促活動ですね。
無難なお弁当を選ぶ傾向があるので、お弁当の長所をそのまま表示して、安心して頼んで貰えることが目的です。

なので派手なデザインというよりは、この弁当には何が入っているのか、アレルギー情報などがちゃんと伝わるものですね。

ーーWebだけではなくて、お弁当の販促に関わるチラシなども広く対応しているんですね。

新庄さん:
インハウスデザイナーって感じですね。
最初はどういう立ち位置かよくわからなかったのですが、いい意味で立ち位置を見つめ直せましたね。

ーーいいですね、インハウスデザイナー。安定した響きを感じます。ではスクールに来たのは、知識を学びなおす意味もあった感じですね。

新庄さん:
そうですね。
コーディングはほぼやったことがなくて、今更聞けないという気持ちがあったので、その壁を壊すためにもCreatorsFactoryに飛び込んだ感じです。

実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?

古川

壁を壊すために、Webスクールに飛び込んで学んだ感想はどうでしたか?

新庄さん

やっぱりWebデザインは、奥が深いと感じます。
僕の強みは好奇心と勉強がしたい想いがあるので、気持ちがあればやり続けられるなと。向いてる向いてないは、あとで自分で決められる、そういう気付きがありましたね。

ーー学びたいという気持ちがあったから、最後までやり続けられたということですね。その他に印象に残っていることはありますか?

新庄さん:
刺激的だったのは、デザインの授業でやった、バナー作成のフィードバック会ですね。

自分の作ったものを見てもらい、こういうことを気をつけましたなど、伝えられる場があったのがよかったです。
今後こういうことを、コミュニティの中でもできるかが、今後の自分の成長にかかってるなと感じましたね。

ーー今までは自分が作ったものに対して、フィードバックや反応をもらうことはあまりなかった感じですか?

新庄さん:
自分も発信しなかった、というのもあるし、発信しても外部だったりで、進んで意見しようという感じにはならなかったですね。

バナー模写のやり方も知らなかったですし、発表の仕方も学べましたね。

ーーなるほど、発表できる場があるというのは成長スピードが上がりますね。
他に楽しかった授業や、印象に残ってる授業はありますか?

新庄さん:
どれも楽しかったです。
あえて挙げるなら、デザインについて考えることですかね。

変に動的に作るとかじゃなく、例えばボタンが押しやすいとか扱いやすいとか、ユーザーにとって効果的なデザインとはなにか、を考えるのが楽しかったです。
グループ制作でもそういうことが話せて、よかったですね。

ーーグループ制作は、どんなことをやりましたか?なにか担当を持つと思いますが。

新庄さん:
僕はディレクターを担当しました。元々興味があったので。
大変だったのは、人にお願いしすぎてもいけないし、ここは自分なのか自分じゃないのかっていう、バランスがよくわからなかったところですかね。
言わなさすぎても変な方向に行ってしまうので、その辺りが難しかったなと思います。

必要なことはちゃんと言う、ここまではちゃんとやろう、っていう部分を決めることが、大事だなと感じました。

ーー私も最後のグループワークはディレクション担当をやりましたが、初めてのメンバーで制作となると、バランスが難しいですよね。

新庄さん:
そうですね。
途中からほぼやり取りはZOOMとチャットになったので、慣れない中でのやり取りも大変でしたね。
プライベートとのバランスもありますし、うまく連絡が行かなかったりとか……。

でも今後もまたディレクターをやってみたいと思ったので、いい勉強になりました!
ディレクションの書籍も買いましたよ。

ーー偉いですね!めっちゃ勉強してるじゃないですか。

新庄さん:
ヒアリングの仕方や、参考にしたい情報がたくさんありましたね。
いいとっかかりになったなと思います。

いまどんなことを、勉強や活動していますか?(勉強とか転職活動とか)

古川

授業が終わって1週間程ですが、個人的に勉強や活動していることはありますか?

新庄さん

授業の最後にやった個人制作で、ホームページ作りの続きをしています。
コーディングが苦手で発表の時に最低限しかできなかったので、これに下層ページを足して作り込んでいます。ポートフォリオのようなサイトにしたいと思っているのが一つ。

新庄さん:
もう一つはそこに掲載するバナー作成です。
これらを3ヶ月以内にしたいと思っています。

カテゴリ分けは、お弁当や音楽かなと考えているのですが、まだ検討中です。
衣食住で作りたいというのはありますね。

ーーなるほど、ポートフォリオと作品制作を同時進行している感じですね。将来的には個人でも仕事を取っていきたいですか?

新庄さん:
最終的には個人でも仕事を取っていきたいですね。
自信がついてきたところで、積極的に副業としてやっていきたいです。

何かができてからってあまりポジティブでないように感じるので、期限を設けて追い込む感じでやっていきたいですね。
僕は自信がない時って、本当にうまく話せないんですよね。

なのでこの三ヶ月以内に、サイトとバナーを作るのをやりたいです。
仕事でもバナーを作ることは多いので。

ーーなるほど、期限を設けるのは有効ですね!以前に音楽編集などの仕事もされていて、マルチな雰囲気を感じるのですが、ご自身としてはどうですか?

新庄さん:
理想の自分としてはマルチになりたいですが、僕の悪い癖としてあれこれ追うと、能力が散らばっちゃうなと……。

例えばデザインなら、基本の四大原則を意識してそこだけに集中すると言うか、1ピクセルでも妥協しないとか、こだわりを持ちたいです。

音楽をやっていたときも、感覚でエフェクターやボリューム調整などをやっていたんですけど、ちゃんと意図を持ってこうしているっていう、意味を持ったデザインをつくる努力というか、仕事をしたいですね。

ーーすごくストイックですね!他の経験もお仕事をしていく中できっと活かせるはずなので、ぜひ引き出しとして持っていてほしいですね。

新庄さん:
確かに引き出しが多いには、越したことないですね。
ただ油断してるとエクセルの使い方とか、パソコンの使い方とかを聞かれたりとかもしますよね(笑)

今後はどいった働き方をしていきたいですか?(キャリアなど)
ーー将来的に個人でもお仕事を取りたいとのことですが、今後はどのように働いていきたいですか?

新:今後も今の会社にいようと思っています。
ただその中で、会社のプロジェクトとして新規事業を展開したいという目標があるんです。

新庄さん:
人気のある商品がすき焼き弁当なんですけど、このすき焼きを瞬間冷凍して、フードパックで卸そうという動きがあるんです。吉野家のキムチみたいなものですね。

今回のコロナ騒動もあって、お弁当事業がこのままでは転んでしまうので、まず食品関係で卸も強化して、次の展開としてWebも強くしようという動きがあります。

ーーなるほど、フリーズドライなら会議以外にも展開が広がりそうですね!やっぱりデザインの強化も視野に入れているんですね。

新庄さん:
お弁当屋さんのチラシってほぼデザインが偏っているんですよ。
たぶん皆さんがイメージした通りの、4×4で16種類ほど商品が並んでて、上部に2〜3個ほどメイン商品がドーンみたいな。
ありきたりな雰囲気だと思うんです。

なので、お弁当に特化したデザインを代行する事業ですね。そのメイン担当に任命してもらえるまで行きたいです。

それに付随して、副業として自分自身でも仕事を取っていきたいと思っています。営業のスキルになると思うんですけど、将来的には食だけに限らずデザイン一本でやっていきたいですね。で

5〜10年ぐらいかかるかもしれませんが、まずは副業からでもやっていきたいです。

ーーお弁当に特化したデザインっていう着眼点は面白いですね!専門性で攻めるのもいいですね!

新庄さん:
なかなかないと思います。
逆にお弁当用のチラシの素材って取ってこようとしてもないんですよね。
あと和風のフォントってとても少ないので、対応するのが大変だったりします。

たまにWacom(ワコム)のタブレットを使って、文字を書いてみたりとかしていますね。

ーーお弁当って基本は自社製品ですし、自分たちで素材を用意するのも一苦労なところはありますね。

新庄さん:
あとはうちの会社のSEOをあげてくれ!って言うのが、社長の第一声でしたね。
例えば「大阪 会議用 弁当」で検索1位になるには、なかなかすぐには上がらないキーワードだと思うので、その辺りも一つずつコンテンツを新しくするとか対応していきたいと思っています。

ーー自社サイトから注文がほしい、ということですね。やっぱり地域性で攻めていくのがいいでしょうかね。

新庄さん:
地域性は意識して改善していきたいです。
大阪だとコスパを意識しているところもあるのですが、会議用弁当の相場もあるので。

今だと高級弁当がよく売れますよ。
会社での購入ですが個人宛で、リモートで仕事してもらって申し訳ない、みたいなところでいいお弁当を頼むみたいな需要があるようですね。

ーーなるほど、そういう流れもあるんですね!
ライティングで困ったことがあれば、私で良ければいつでも相談してください!

今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします

古川

これからWeb業界を目指す方や、スクールに通うのを迷っている方に、アドバイスなどお願いします。

新庄さん

何事にも言えることだと思うんですが、興味があると思ったら飛び込んでみるべきだなと思います。

新庄さん:
勉強する中でしんどいと思ったら、今日だけは「1を2にする努力」を大事にしてもらえればと思います。
1を2に伸ばす、を積み重ねていけば、自然と掛け算で伸びていくと思うので、成功するんじゃないかと思います。

頑張ってください!って感じです!

ーー1を2にする努力、いいですね!一つずつの積み上げが大事だということですね。

新庄さん:
あとはnoteに大事なことを書くようにしています。
自分のマインドがブレブレになった時に見直して、自分は何を目指していたんだっけと、原点回帰できる場所は作っています。

ーーなるほど、確かに決めたことは見れる場所に書き留めておくことも大事ですね。

新庄さん:
ただ失敗したなと思うのは、スクールの授業前半はnoteを書くことを徹底していたんです。
noteを書くことを形にしてしまったので、実際に実務をする方が分からなくなったことがありました。

これは授業を受ける方にアドバイスしたいのですが、まずは聞くに徹する、そして実際にやってみることを、徹底してもらう方がいいかなと思います。反省点として、伝えておきたいです。

少しでも引っかかるところがあれば、すぐに質問するのもいいですね。

ーーなるほど、noteへのアウトプットも大事ですが、せっかく質問できる場にいるので、まずはインプットと実践をした方がいいという、具体的なアドバイスですね。

最後にみなさんに、座右の銘や大事にしている言葉をお聞きしています。
新庄さんの座右の名はありますか?

新庄さん:
座右の銘ですか!?
僕、将棋をやっていたんですけど「歩(ふ、歩兵の略称)」という駒が好きなんです。
たくさんあるしょぼい駒なんですけど、これは敵陣になると「金(きん、と金の略称)」という駒になるんです。これがすごく強い駒で。

「歩」は一歩ずつしか前に進めない駒なんですが、なのでこの一歩を大事にすることが、勝利の価値につながるというのは、小学生の頃からずっと思っていますね。

その格言で「一歩千金(いっぷせんきん)」という言葉が好きですね。
一つの歩が千の金になる、1を2にする努力に通ずるものがあるなと思っています。

ーーなるほど、これはいい言葉ですね!将棋はいい言葉がたくさんありますね。

新庄さん:
語りすぎると自分のハードルが上がってしまうので、早く一貫していきたいと思いますね。
中身が雑なんで、終わりが始まりだと思って、これから頑張っていきたいです!

古川

一歩ずつ努力を続けることが大事ということですね。インタビュー中もとても真面目な雰囲気が伝わってきました。
会社で手掛ける新しい事業にも、スクールで学んだ知識を生かして頑張ってください!本日はありがとうございました!

新庄さん

ありがとうございました!

インタビュー・編集 フルカワカナコ

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