マーケティングやSNS運用など、好きなことで独立する夢に近づきました
こんにちは、14期卒業生のMegです。
今回は伊藤さんにお話を伺います!
●伊藤さんの簡単なプロフィール
健康食品メーカーで商品開発や栄養士として働いたのち退職。その後はフリーランスでライターとして記事を書いたりSNSの運用を行ったりして活躍している。
そんな伊藤さんがWebを学ぶようになったきっかけや実際学んでみてどうだったか、そして通い終えてからの目標や将来の夢などについてインタビューをしてみたいと思います!
それでは、よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
入校前について
入校前はどのような仕事をしていましたか?
商品の売り方の戦略を考えたり、全ての商品の販促物のディレクションを行っていました。
伊藤さん
物を作ったり売ったりすることがすごく好きで、自分がプロデュースした商品が売れるととてもやりがいを感じます。
ーー商品企画のお仕事ってかっこいいです!
伊藤さん
でも、売れなかった時はかなりショックですけどね。
広告のクリエイティブについても、かなり慎重になって粗探しみたいなこともしてました。
今考えたら制作会社さんには無理を強いていたな…と思います。。(笑)
ーー私も前職でDMやパンフレットを制作会社さんに作ってもらっていましたが、今となっては同じように思います(笑)
伊藤さん
勉強してみて作る側になってみたら、あんなこと言われたら発狂するなって…(笑)
ーー確かに、その辺は作る側になって初めて分かりますよね。。
なぜWebデザインの勉強をしようと思ったのですか?
夫がフルリモートの仕事に携わっていて、海外に行く可能性もあるので、どこでも仕事できるスキルを身につけようと思ったのがきっかけです。
ーーなるほど、ご主人の転勤に左右されない仕事を、という感じですね。
伊藤さん
そうですね。いずれ今の仕事は退職するだろうなと思って、結局受講期間中に退職になったのですが、組織から外れてチャレンジしたいと思いました。
ーーそうなんですね、色々ある中でWebデザインを学ぼうと思った理由は何なんでしょう?
伊藤さん
Webのスキルがあると受注してもらえる仕事の幅が増えるからですね。
ある案件でインスタ画像のリサイズを依頼された時に、さっそくクリエイターズファクトリー(CF)で学んだPhotoshopを使いました。
ーーおぉ、さっそく実務に活かせているんですね!
伊藤さん
夫からも仕事を頼まれることがあり、Amazon広告で使う画像を「いい感じにしといて」っていう依頼がきました(笑)
ーー「いい感じにしといて」はなかなかの難題ですね…(笑)
ご夫婦だったら阿吽の呼吸でいけるのかな…?
伊藤さん
なんとか完成させて納品しましたよ。初の報酬はツナマヨおにぎりでした(笑)
ーーツナマヨおにぎり!!(笑)
個人的にはもう少し欲しい気持ちもありますが、ある意味お金をもらうより思い出深いかもしれないですね(笑)
学んでみて
実際にWebデザインの勉強をしてみて大変だったことはなんですか。
私は苦労して勉強した方かなと思うのですが、最初は他の人の進捗報告などを聞いて自分と比較してしまいしんどかったです。
ーー比較してしまうとしんどいですね。。
本当は個人差があって当たり前のものなので、比較なんてしなくてもいいんですけどね〜!
伊藤さん
Twitterとかで色々調べている時に「〇〇はやっても意味がない」というような情報を見てしまったりすると、意気消沈してました。
ーーTwitterでそういうこと言う人って誰かわからない人なのに、なぜか強い言葉で印象に残ったりしますからね…
乗り越えられたんですか?
伊藤さん
途中からそういう情報も右から左へ聞き流せるようになりました。
自分の中で考え方を変えて、私はこれだけやったんだという納得感のようなものを認識することで、自分の中での落とし所を見つけました。
ーーなるほど!その考え方はいいですね!
伊藤さん
自分がこうやってすごく苦しんだので、この経験を発信して私よりも繊細な方に向けて大丈夫だと感じてもらえるようにしたいと心がけていました。
ーー伊藤さんはほぼ毎日Twitterで投稿されてますよね。
伊藤さん
発信するのも好きなんですよ。
Twitterの発信は自戒の意味もありました。全世界に向けてやると発信したからには「やれよ」と自分に言い聞かせる感じで。
私はお金を払ってスクールに来てるんだという自覚を持てました。
受講期間中の学習方法を教えてください。
本当に時間の捻出が難しくて、、、
だから、完璧にできなかったとしても大丈夫だと自分に言い聞かせていました。
ーー最初から完璧にはできないので、それでいいですよ〜!
伊藤さん
それでも課題だけはちゃんと出そうと、1日1回は手を動かすように意識していました。
幸い当時はリモートワークで通勤時間がなかったので、始業前の8時半〜9時の間で少し勉強したり、時間を見つけて取り組んでいました。
ーーすごいですね!!
私は退職後にスクールに通った人間なので、仕事と両立されている方々を本当に尊敬します…!
伊藤さん
課題は常に提出していましたが、めちゃくちゃな内容で提出してたと思います(笑)
ーーそれでも提出される姿勢が大切ですよ。作ると技術は少しずつでも上達しますからね。フィードバックをもらえると理解も深まりますし!
伊藤さん
CFの先生はできてるところを見つけるのがうまくて、私のめちゃくちゃな課題の中にもここができていて良いというコメントをしてくださって、それが救いになりました。
ーーCFの先生方は褒め上手な方が多いですよね。私も通ってる時は楽しく課題を提出していました。
伊藤さん
そうですね。できなかったことも多かったですが、ネガティブに捉えすぎずにこれからも勉強していきたいです。
Webデザインの学習をして成長したことや良かったことはありますか?
デザインの仕事の裏側や概要的なところを知ることができたのがよかったです。
伊藤さん
私は、Webデザイナーとして働くことはないと思いますが、Webマーケティングなどの副業をするにあたって、バナーを作ったりデザインの修正をしたり、そういったところで学んだことが活かせるようになって良かったです。
ーー伊藤さんはマーケティングの分野に興味があるんですね。
伊藤さん
私は数字が見えた方がやりがいをもてますね。
SNS運用やWebマーケティングの領域で、インプレッションなどの数字の動きを直接見られる仕事にやりがいを感じますし、向いてると自分でも思います。
ーー私はその辺が苦手なのですごいなと思います!!
伊藤さん
私は逆にデザイナーさんに頭が上がらないなと思いますね。
他の企業とタイアップで作る商品の場合は素材の規約をきちんと確認してから世界観を守った上で制作しないといけないことや、素人指示に単純に従うだけでは良いクリエイティブができないことなど、プロのデザイナーさんの仕事を見て勉強になりました。
コミュニケーションがやっぱり大事だなと。
ーーキャラクターなどは特に使用規約がきっちり定められてますよね。
デザイナーさんたちはそういう制限がある中で、素晴らしいデザインを作り出してくれる仕事ですもんね。
卒業後のこと
今後の目標や理想の働き方はありますか?
当初の目的だった副業の幅を広げることは達成したので、今はフリーランスで独立する夢に向かっています。
伊藤さん
もう私は会社員に戻ることはないなと思います。
もっとEC関係の仕事を増やして、クリエイティブも作りながら広告運用の仕事もどんどん広げて行けたらいいなと思っています。
ーーすでにSNS運用などのお仕事に取り組まれていますし、そんなに遠くない未来かもしれませんね。
伊藤さん
先日、私が所属しているスポーツの団体から自分たちで更新できるようなWebサイトを作って欲しいと依頼があって、初めてWordPressで制作しました。
ーーおぉ、すごい!!
伊藤さん
技術が心配だったので、先生に聞いてSnow Monkeyというテンプレートを教えてもらいました。
それを使ってサイトを作って納品して、4ヶ月勉強して初めてWeb制作でお金を稼ぐということを経験することができました。
ーー行動力が素晴らしいですね!現実問題、お金になってなんぼです。
伊藤さん
他にも、そのスポーツの大会ポスターを作る仕事の依頼もあって、Illustratorを使って制作しました。
これからももっとできることを増やして行けたらいいなと思います。
最後に一言!
Web業界を目指している人に、先輩からアドバイスをお願いします!
とにかく人と比べない。高いお金を払って学ぶことになるので、できてないと恥ずかしい気持ちになるかもしれないですが、私は割り切って図太く居座ってました。
ーー人と比べてしまいがちですが、それってあんまり意味ないことだったりしますよね。
伊藤さん
空気を読む人もいると思うんですが、空気には何も書いてないぞ〜と思っています。
ーー確かに!空気を読むってよく言いますが、空気を読んでる「つもり」なのかもしれないですね…!深い。
伊藤さん
私は誰かと比べると技術は身についていないかもしれませんが、自分のできる限り手を動かしてやろうという気持ちで取り組んでいたら、できるようになっていました。
やっぱり、強い気持ちは人を動かします。
とにかくその気持ちに従って手を動かすと、いつの間にか思った通りのことができていて、できた時はすごく達成感が味わえました。
ーーそうですね。伊藤さんはすでに副業もされていて、リアルなお客様のために制作を強いられるような環境があったからこそ、強い思いで勉強も継続できたのかもしれませんね。
これから学ぶ方も、ぜひ強い気持ちで学びにチャレンジしていただきたいです!
本日はありがとうござました!
ありがとうございました!