大学卒業後は個人のスキルが問われる時代になる。WEBを学んで自分の意外な武器を発見できた。
今回は藤田さんにお話を伺います!
現在、大学の4年生で新規事業系のアルバイトをしていた藤田さん。
就職活動は終えたものの、自分の将来に漠然とした不安を感じ、興味のあったデザインのスキルを手に入れるために、CreatorsFactoryに入学されたそうです。
それでは、お話を伺っていこうと思います。
古川
藤田さん
藤田さんのプロフィール
18期の藤田です。普段は4年制の大学に通っており、4月に卒業予定です。以前から学生時代のうちに時給以外でお金を稼いでみたいという思いがありました。
アルバイトでチラシのデザインやバナーのデザインをやっていたことから、デザインをもっと本格的に学び、スキルを身につけ自分の武器にしたい思い、webデザインやこのスクールに出会いました。
10:00 起床
12:00 昼食
14:00 スクールの予習・復習
18:30-21:30 スクール
22:00 帰宅
25:00 就寝
スクールに来る前はどういったことをしていましたか?(お仕事とか)
ーーでは最初にスクールに来る前の生活や、どんなことをされていたか教えていただけますか?
藤田さん
スクールに来るきっかけというか、やっていたアルバイトがちょっと特殊で、内容が子供向けの習い事みたいな新規事業系のアルバイトをしていました。
新規事業なのであまり予算がなく、広告などもどう出していくかという感じで、自分でチラシなどを作成していました。
そういうところでデザインって面白いなと思ったのが、スクールに通うきっかけとやっていたことになりますね。
ーーなるほど、新規事業系のアルバイトも気になるところですが、大学生なのですね。4回生ということは、就職活動も今年でいま大変ではありませんか?
藤田さん:
就職活動は一旦終わっていますね。
ちょうどスクールに来る前に就職活動をしていて、就職先は全然違う業界になったんですけど、就職が決まった途端に、漠然と将来に対する不安を感じたんですね。ちょうど就活もコロナの時期だったので、会社に雇われる環境だけで生活するのが、大変な時期になるんじゃないかと思って、自分で何か武器になるスキルが身につけばいいなという思いも、確かにありました。
ーーこのご時世で就職が決まったら、それだけでホッとしちゃうところもあるのに、すごくストイックですね…!
藤田さん:
ちょうどコロナで旅行とかにも行けなかったので、時間が空いたっていうのもありますね。
そこでスクールに通う時間が出来たのも、良かったです。
ーー本当なら海外に卒業旅行とかを企画するところですもんね…。人生設計がちゃんとできている……。
内定をもらった就職先はクリエイティブ系ではないんですね?
藤田さん:
そうですね。
本当に業界だけで言うと人材系で人と仕事を繋げるような会社で働くことになりました。
なのでWeb系ではないですね。
なぜWebデザインの勉強をしようと思ったのですか?(キッカケなど)
ーー先ほどスクールに来るきっかけを伺いましたが、デザインに興味を持った新規事業系のアルバイトなどについてもそこから、きっかけを掘り下げて教えていただけますか?
藤田さん
その人を見ていると、社会に出て自分で何かを作れるクリエイティビティな人って、めちゃめちゃすごいなっていう風に間近で見てて思ったんです。
藤田さん:
僕自身も前々から自分で何かを作れる人になりたいと思っていたんですが、なかなか何をしていいかわからなくて、そのとき上司からデザインをしてみてと言われて1枚チラシを作ったら、めっちゃいいねっていう風に褒めていただけたりして。
僕はめっちゃ絵が下手なんですけど、それがきっかけでデザインは絵のセンスとかは関係ないなと、自分でもできるんじゃないかって思えるようになったのがきっかけですかね。
ーーなるほど、たまたま担当した1枚のチラシから、道がひらけた感じなんですね。アルバイトといえど貴重な体験と言うか、いい経験を積まれたのですね。
藤田さん:
本当にそうですね。
良い経験ができたなと思います。
実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?
ーーより興味が持てるようになったWebデザインを学んでみて、率直な感想などを教えていただけますか?
藤田さん
ーーなるほど、受けてみた授業の中で印象に残っている内容はありますか?
藤田さん:
みなさん言うと思うのですが、2週間ぐらいで取り組んだグループワークが一番印象的で、ディレクターを担当させてもらったんですけど、僕は学生の立場で年上の方をまとめるっていう経験をしたことがなくて、めっちゃ勉強になりました。
それにチームの人がめちゃめちゃいい人で、僕が進捗とか聞いた時も快く返事してくれたりとか、一言でまとめられないんですけど、本当にめっちゃ貴重な経験をしました。
ーー自分より年上の方をクリエイティブな分野でディレクションする経験って、なかなかすぐできることじゃないので、とてもいい経験ができたと。制作した案件はどんな内容でしたか?
藤田さん:
僕たちが取り組んだのはゲストハウスの方からサイトの改善をお願いされた設定で、サイトを1から作るっていう形でした。
ーーディレクターの立場になると、ヒアリングやまとめたりする仕事がけっこうメインになるかなと思いますが、勉強になったことや大変だったことはありますか?
藤田さん:
事前にまとめるって事をめっちゃしていて、ヒアリングもそうですけど事前に質問を考えてクライアントさんに質問したり、あとはチームでのミーティングも自分でまとめて、こういうふうにやっていこうと段取りをやりました。
それによってスムーズにミーティングも進んで、期間内に納まったっていうことがあったので、事前に考えて準備するとかまとめるとかは、勉強になったし工夫してできたなと思います。
ーー事前に準備をして、円滑にミーティングも進行管理もできるように意識していたんですね。あまり大変なことはなかったような雰囲気ですね。
藤田さん:
でも心の部分のマネジメントというのができてなくて、やっぱり仕事を振る立場であったので、やっぱりフェーズごとに仕事が偏ってしまい、スクールに通われてる方は仕事も両立されてる方が多いので、プライベートと課題制作の割合の振り方が僕はあまり分からなくて、負担をかけてしまった部分はありました。デザイナーさんからも相談された事もありましたね。
ーー仕事で動けない時間もやっぱりできてしまいますもんね。ですが相談ができる時点で、ちゃんと信頼関係が構築できていると言うのは、よいところですね。
藤田さん:
そうですね!信頼関係ができたからこそ、スクールが終わって卒業した後も一緒にメンバーの方と飲みに行ったりできているので、最初からうまくできたわけではないですが、うまく関係を作れたのかなと思っています。
受講期間中の学習を継続するために何か工夫したりしましたか?学習方法などを教えて下さい。
ーー受講中に学習の継続のために工夫したことや、意識していたことはありますか?
藤田さん:
継続的にするのがもともと嫌いだったので、僕は学生っていう立場でもあるからですが、固定してこの時間はWebの勉強すると決めてやっていました。
学生で4回生ということもあって、結構時間に余裕があったのもありますが、スクール前の2〜6時半までは絶対に復習・予習をすると決めていましたね。
ーーなるほど、この時間は勉強に使うと、スケジュールにして取り組んでいたんですね。
藤田さん:
勉強面だとSNSを使って、高橋さんにも勧めてもらったやり方なんですが、SNSに継続的にやったことを投稿はしていました。
ーーSNSの継続投稿では、どういうことをされていたんですか?毎日1コンテンツみたいな感じですかね?
藤田さん:
例えばサイトレビューとか、他にはなにか制作をしたら投稿をして、工夫した点や挑戦してみたことを書くみたいなことをやっていましたね。
ーーなるほど、効果的に学びをアウトプットできる方法ですね!18期生さん、みんなしっかりいろいろ取り組んでいて偉いですね…。投稿は今は続けているんですか?
藤田さん:
スクールが終わってからの1か月くらいの期間はできてなくて、僕は結構SNSに疎くて継続的にするってことが苦手なタイプなので、また再開できたらなと思うのですが、今は一旦できてない状態ですね。
でもSNSをしていると繋がりも増えると思うので、またやっていけたらと思います!
ーーわかります、私もSNSめっちゃ苦手なタイプですね…。
Webデザインの学習をして良かったと感じることはありますか?
ーーWebデザインをスクールで学んでみて、良かったと感じることはありますか?
藤田さん
ーー今お話している感じだと、そんなに論理性がない印象はあまりないですけどね?
藤田さん:
つい感性で動いちゃうタイプなので、言葉もすぐに発言しちゃうんですよね。
なので考え方は身につけられるんだなと思いながら勉強できたので、良かったなと思います。
ーーコーディングなどを通じて、論理的な思考が身に付いた感触があった感じですかね。
藤田さん:
あとは単純に、普通に歩いていて広告が目に入ると言うか、デザインも学んだのでそういったところに気を配れるようになったのも、日常が変わって目が行くようになったのは良かったです。
電車に乗っていてもあの広告って、こういう風に打ち出しているんだとか、ここの文字を大きくしてこんな色を使っているんだと知れたのは、面白いなと思います。
今勉強を進めていることや、個人的に活動していることはありますか?(勉強とか転職活動とか)
ーー授業が終わってから個人的に勉強していることや、活動していることはありますか?
藤田さん
めちゃめちゃもどかしいと思っているんですけど、今この質問に答えるとしたら一旦はストップしてるって状態ですね。
ーー卒業論文!これは大変ですね…。では卒業論文が終わって時間がたくさんあったとしたら、やってみたいことはありますか?
藤田さん:
僕自身、学生のうちに時給以外で稼ぎたいっていう目標をずっと立てていて、Webデザインを学んだので、丁度いいと思っているんですね。
でもまだ実力が全然ないというか、コーディングにしても仕事にできるかって言うとそうでもないので、一旦はスクールで学んだ知識のプラスアルファのスキルを勉強したいと思っています。
それと同時に個人でお仕事の話とか、スクールで出会った僕の周りのWeb系の人たちに話をあたってみようかなと考えている最中です。
ーーすごい、学生中に稼いでみたいという目標があるんですね。個人で何かお仕事ができるとしたら、してみたい仕事はありますか?
藤田さん:
個人的に今できることは、アルバイトでもチラシを作ったりするので、デザイン関連になるのかなと思うんですけども、将来的にはSEOが強いWebデザイナーになれたらなと思っています。
SEOに関してもアルバイトでWeb系の勉強してるのを知ったからと思うのですが、「SEO系で自分の事業サイトを見てもらえる?」みたいなことを言われたことがあるんです。
全然まだ知識がないんですけど、将来的にそういった知識も蓄えて、それも武器にしていけたらなと思います。
ーーSEOや集客にも強いWebデザイナーさんになれたらという感じなんですね。今年は大きなアップデートもあって、先読みが難しいなという感じですね…。
藤田さん:
やっぱり難しい分野ではあるんですね。
がんばります!
ーーコロナで人に会えないので、オンラインで集客したい需要はとても高まっていますしね。あとは卒論の方も頑張ってください!
藤田さん:
とりあえず今月の中旬くらいに提出なので追い込み中なんですけど、一旦は解放されるのでそれからはまた勉強していこうと思います!
今後、どういった働き方をしていきたいですか?目標などはありますか?
ーー将来的な話になりますが、叶えたい理想の働き方や、やってみたいことはありますか?
藤田さん
なので一旦は副業という形で、Web系の仕事に取り組めたらと考えています。でも具体的にじゃあどうしていくかは、まだ全然見えてこないのが実際の感想ですね…。
ーーまずは副業として学んだことを活かしたいと。では一瞬現実的なことは忘れて、今のレベルに関係なく将来的にできたらいいなと思うことはありますか?
藤田さん:
独立したいといいますか、そういう思いが強いです。
Web系でいくのか他の分野で行くのかは決まっていないですが、自分でやって生きるほうが面白いと思うし、挑戦心じゃないですが、結果的にはそうい人材になれたらいいなと思いますね。
ーーなるほど、フリーランスになるかはおいといて、自分でなにかをする働き方がしてみたいのですね。ちなみに今のアルバイトは、会社が始まったら辞める予定なのでしょうか?
藤田さん:
そうですね。
辞めるっていう形には多分なりますが、その事業がまだ立ち上げて2年目とかなので、予算的にも全然なんですが、今後飛躍してまたお声かけいただいたら戻る可能性はありますね。
そんなフランクな感じで今話してます。「また戻ってきてね」みたいな感じで、声をかけていただいていて、ありがたいことです。
ーーとてもいい関係ですね!会社以外にもコミュニティと言うか、別の属性の人たちと関わりを持っておくのはすごくいいことですね。
Web業界を目指している人に、先輩からアドバイスをお願いします
ーー最後にこれからWeb業界を目指す方に向けて、なにかアドバイスやメッセージを一言お願いします。
藤田さん
そんな中で漠然とWeb業界を目指すためにスクールに通って、自分の強みが1つでも見つけられたら勝ちだと、僕自身も思っています。
実際はスクールに入って、自分って意外とマネジメント系も得意なんだなと感じることもできたので、漠然と目指してる人でも、強みの1つでも見つけれたらとても価値があるんじゃないかと思います。
ーー自分はこうだと最初から決めつけず、何が得意かわからないけどやってみて強みに気づくこともあるかもしれないですね。いま藤田さんと同じように漠然とした不安を抱えている大学生の方も多いと思います。同じ大学生の方になにかアドバイスはありますか?
藤田さん:
やっぱりそうですね、このご時世だと僕も就職活動をしていてうまくいかないこともありました。
自分で武器を身につけたいと言うか、僕自身が思っているのはこれからは個人の時代になると思っているので、個人がどれだけスキルを身につけて世に出せるかという時代になってくると思います。
そういったことを考えると会社に雇われるってだけではなく、Web業界を見て個人でやっていくことも、視野に入れていけばいいのかなっていう風に思いますね。
ーーなるほど、これからは個人を見られる時代が来そうですね。苦しいときではありますが、私達も変化を楽しむ方向に転換していきたいですね。
最後に座右の銘といいますか、藤田さんが仕事で大事にしていることや、好きな言葉などがあれば一言お伺いしているのですが、なにかありますか?
藤田さん:
けっこういっぱいあるんですけど、
「人生一度きり」っていうのは、いつも心がけています。
人生一度きりだからこそいろんなことに挑戦したいなっていうのは、やっぱりいつも心の中において活動していますね。
ーー人生は1回きりだから、自分のやりたいことをやったほうがいいと。
なんだか若い世代の方からそういう言葉を聞けると、私達も頑張らなければと身が引き締まりますね。
古川
藤田さん