システムエンジニア、Web、タイポグラフィ…自分の興味関心に対し貪欲に学ぶ
こんにちは、2期生のフリーライターのフルカワです。
CreatorsFactory代表の高橋さんに代わり、卒業生のみなさんにインタビューをしてきました!
今回は杉本さんにお話を伺います!
現在、システムエンジニアとして働かれている杉本さん。
もともとデザインに興味があり、SEのお仕事をしながらもダブルワークに興味もあり、Webを学んでデザインの知識を広げるためにCreatorsFactoryに入学されたようです。
それでは、お話を伺っていこうと思います。
古川
杉本さん
杉本さんのプロフィール
SEをしています。取り扱うシステムは製造業のシステムで、社内では、システムの保守・運用業務をしています。
元々デザインに興味があり、自分でできる幅を広げたいことからCFに通うことを決めました。現在は、Wワークや転職も検討しています。
タイポグラフィなどの作品をInstagramで投稿しています!
★Instagram
●授業がある日の一日の流れ
05:30 起床
08:00 出社
12:00 お昼
12:45 午後 業務開始
17:45 退社
18:30 授業スタート
23:00 帰宅 夕ご飯
25:00 寝るまでフリータイム
25:30 就寝
スクールに来る前はどんなことをしていましたか?
古川
杉本さん
スクールに来る前からWebというよりはタイポグラフィーなどに興味があって、他の人のを見ながら自分で作ったりしていました。
ーーなるほど、デザインやロゴにご興味があるんですね。
システムエンジニアとは、どういうお仕事をされているのか、伺ってもいいですか?
杉本さん:
製造業のシステム運用と保守改善を担当していました。
具体的にいうと、例えば冷蔵庫が売れたら在庫が1個消費されるので、消費に対して新しく冷蔵庫をつくる場合、扉や棚などの部品が必要になるんですね。
それらを全部管理しているシステムがあって、その運用や改善をしていました。
ーーなるほど、バックを支える管理業務という感じなんですね。そのお仕事をされている期間は長いのでしょうか?
杉本さん:
いま3年目になります。
ーーエンジニアのお仕事をやりながらデザイン制作を始めたのはいつぐらいからになるのでしょう?興味を持ったきっかけなどはありますか。
杉本さん:
それは1年前くらいからですかね。
もともとデザインには興味があって、特に文字とかタイポグラフィを描いたりすることは好きでした。
ノートとかには書いていたんですけど、他の人とも関わりが持ちたくてInstagramに投稿を始めたのがきっかけですね。
その時にiPadで描いた方がすぐに展開できるので、そこから本格的にはじめました。
ーーすごいですね、タイポグラフィに興味を持ったという、目の付け所が素敵です。見てみたいです。
杉本さん:
本当ですか、
ぜひ、よかったら見てください!
ーーiPadでロゴ制作ができる時代なんですね。私もiPadを持っていますが、この辺りもよかったら詳しくお聞きしたいですね。
杉本さん:
そんなに大したことはしていないですが、技術は見よう見まねで調べてやってるレベルですが、参考になりそうなことがあれば情報発信はしていきたいですね。
なぜWebの勉強をしようと思ったのですか?
古川
杉本さん
でも知り合いのWebデザイナーの方からいろいろ話を聞いてると、やっぱりIllustratorやPhotoshopを使ってるのが多いと聞いて、始めはそこに興味を持って講習などを調べていました。
杉本さん:
講習を調べる中でHTMLなどにも興味を持って、そこからスクールを見つけたのがきっかけですね。
★Affinity Designer(アフィニティデザイナー)
ーーなるほど、デザインの講習を探していたところから、スクールを見つけられたのですね。なかなか面白い流れですね!
杉本さん:
他の人とは、ちょっと違う流れかもしれないですね。
ーースクールを探している中で、CreatorsFactoryに決めた理由などはありますか?
杉本さん:
一番はやっぱり通いやすさと、オフラインっていうのが大きかったです。
オンラインは僕にあまり向いてない気がしていたので。
他には価格に対してサービスが充実しているところも、他と比べてよかったのもありますね。
ーーなるほど、これは誤解しがちなことなんですが、システムエンジニアさんはWebもできるんじゃないの?っていう先入観があると思うんです。エンジニアとして仕事をしていて、Webデザインと違う事って多いのでしょうか?
杉本さん:
そうですね、結構違いますね。
HTMLはやっぱり表の画面の方なので、バックの方ではないですね。
僕が触っていた言語は完全にバックで、ロジックを組んで計算させる、というようなものになります。
ーーよく聞く、C言語などといったものでしょうか。
杉本さん:
どちらかというとそんな感じになりますね。
実際にWebデザインの勉強をしてみて、いかがでしたか?
古川
杉本さん
できることが多いというのが、最初に思ったことですね。
あとは実際に授業をしていて、やっぱりデザインが興味を持っていたので特に印象に残っています。
杉本さん:
Photoshopの機能であったり、バナーの作り方であったり、普段自分が目にしているものをがこういう風に作られている、というのは関心がありました。
ーー確かに自主的に制作もされていると、スクールで本格的にデザインに関する学びは高かったですか?
杉本さん:
そうですね。
やっぱりPhotoshopにある機能は、Affinity Designerのアプリにも似てるものがあるので、そっちでも一回使ってみたりとか、幅が広がりましたね。
ーーなるほど、他に授業の中で印象に残っている内容や、学んでよかったことなどはありますか?
杉本さん:
自分の中で印象に残っているのは、XD(エックスディー)ですね。
実際にWebのデザインカンプをつくる時に、Photoshopでも作れると思うんですけど、XDの利便性というか、PowerPointをXDで作っている人もいると知ったので、結構使えるなと言うのが自分の中でありました。
ーーPowerPointをXDで!?それはちょっと意外でした。バナーやアイキャッチ制作にも使う方がいるのは知っていましたが、それを超えてきましたね。
杉本さん:
聞いた話なんですけれど、そういう方もいるようです。
授業でやった内容にはなりますが、結構使いやすいなと思いました。
AdobeXD:Adobeが提供しているWebデザイン・UI/UXデザインの作成ツール。
https://www.adobe.com/jp/products/xd.html
ーーやはりデザインへの興味・関心が高いですね!最後のグループワークはどうでしたか?
杉本さん:
実際に一つのチームでWeb制作をするところもそうですし、どちらかというと自分の中で、Webディレクターに将来なっていきたいと考えていたので、それを擬似体験できたのは大きかったです。
ーーなるほど、では担当はディレクターだったのですね。ディレクターの担当をして、大変だったことはありますか?
杉本さん:
みなさん真面目にスクールに来ているので、やる気もあり制作は大丈夫なんですが、会議の時間の調整や、みんなに発言してもらえる環境づくりっていうのが一番難しかったです。
ーー確かに一部の人の発言だけで進行してしまうのは、あまり良くはないですよね。
杉本さん:
全員からできるだけ同じ量の意見を聞いて、反映させたいっていうのが、ディレクターをやるとき最初に思っていたことでした。
ーーしっかり考えられていますね。グループワーク中で、その目標は達成できましたか?
杉本さん:
うーん、どうでしょう。
概ね、って感じです。
ーーディレクションも初めてですよね?普段の会社ではできない経験も、ここで積めたという感じですね。オンラインがメインで制作を進める上で、大変だったことはありますか?
杉本さん:
オンラインなので伝わりにくいっていうのはありましたね。
伝えるために時間がかかってしまうことも結構ありました。
それに対してグループ内でやっていたのは、先にデザイナーの方にデザインカンプを作っていただいて、その時にコーディングの方が疑問を感じたことがあれば、チームチャットだけでは流れてしまうので、別途スプレッドシートに書いてまとめる、ということをしてました。
日付も入れたりして、管理は工夫してやっていましたね。
ーーなるほど、できるだけみんなが発言して、意見を反映できるようにスプレッドシートを使われていたんですね。とてもいいやり方ですね!
杉本さん:
普段の業務でも、似たようなことをやることはあるので、それを参考しました。
いまどんなことを、勉強や活動していますか?(勉強とか転職活動とか)
古川
杉本さん
時間が空いたら理容師をしている友人が出店するという想定で、疑似サイトを作ったりしています。
杉本さん:
それと、もともとiPadを使ってやっていた、タイポグラフィも時間があるときにやっているという感じです。
ーーなるほど、いろいろ制作を続けられているのですね。転職などは特に考えていないのでしょうか?
杉本さん:
そうですね、どちらかと言うと今はダブルワークに興味があります。
時間が空いた時にWebのことを少しずつやっていきたいです。あんまり一つに絞って仕事を進めたくないと考えているので。
ーーメインはシステムエンジニアを続けながら、それ以外の時間でWebやデザインを続けたいという感じなんですね。その他に時間ができたらやりたいと思っていることはありますか?
杉本さん:
知り合いにWebデザイナーをしている方がいるんですが、その人からバナーの仕事とかを回して貰えるようにお話はしています。
時間が空いたらその方に頼んで、やっていきたいなと思っています。
ーーお仕事を振ってくれる横のつながりもできている感じですね。ダブルワークをするための準備も着々と進んでいますね。
今後はどいった働き方をしていきたいですか?(キャリアなど)
古川
杉本さん
Webという一つの仕事も見つけて、興味を持ったことにも手を出してきたいです。
でも土台は何か持っておきたいので、それにプラスアルファという風に繋げていければと思っています。
ーーなるほど、土台はシステムエンジニアで、その上にWebデザインなどを持っていきたいということですね。安定感がありますね。
杉本さん:
もしWebをやっていく中で、そちらが順調にいけばそっちに移ることも考えてはいます。
ーーデザインのお仕事で、将来的にこんな仕事がとりたいとか、こんな案件に関わりたいという希望はありますか?
杉本さん:
まだ漠然としているんですけど、CDジャケットやアーティストの方々と繋がりを持って、ジャケットを作らせていただくとかは興味があります。
ーーいいですね!タイポグラフィとも相性が良さそうです。好きな音楽ジャンルなどはありますか?
杉本さん:
いろいろ聞くんですけど、いまはヒップホップ系が多いですね。
ジャケットが描けたら、Instagramに定期的に出していきたいです。
ーー自分の好きな音楽ジャンルのジャケットが描けたら楽しそうですね!Instagramからお仕事をとるのも、いまは珍しくないですし。
杉本さん:
実はInstagramでは仕事の募集もしていて、過去にインスタ内で歌を歌っている方から依頼を受けて描かせていただきました。
あまり有名ではないですけど、アーティストの方がオリジナル曲を出した時に、ジャケットの作成を一度させて頂いたことがあります。
そこから広がっていければと考えていますね。
ーーおお、すごい!もうすでにお仕事を取っているなんて、素晴らしいですね!
杉本さん:
でもお金は頂かずに、完全に趣味でやってるって感じですね。
いまはどちらかというと、つながりを作りたいというのが大きくて、小遣い程度にお金を稼げたらとも思ったんですが、それ以上につながりが欲しかったです。
ーーなるほど、ストイックですね。では、Instagramも強化していきたい感じですね!
杉本さん:
でも好きなことをやっているので、あまり苦じゃないです。
インスタは強化して行きたいですね。
今後、Web業界を目指している人にメッセージをお願いします
古川
杉本さん
自分が今までやってきたことは「興味を持つ」ということが、結構大事かなと思っています。
興味を持たないとインプットされる情報って少ないと思うので、何事にも興味を持ってやってみてください、ですかね。
ーーなるほど、まずは興味をもってやり始めることが大事なんですね。杉本さんはWebは未経験、ということなんですよね?
杉本さん:
デザインもツールは使っていたんですけど、見よう見まねで適当に触っていたくらいなので、なにをどうすればいい、とかは考えずに感覚でやっていました。なので、ほぼ未経験といっていいと思います。
ーー特に未経験の方に向けて、なにかアドバイスはありますか?最初は不安があると思うので、杉本さんがスクールに通って感じたことがあればお願いします。
杉本さん:
CreatorsFactoryは基礎的なことからやっていただけるので、本当にパソコンの触り方とかがわからなくても、きっと教えてくれると思います。
未経験でも大丈夫っていうのは、感じました。安心して入って来てほしいですね。
ーーなるほど、ありがとうございます。
最後にみなさんに、座右の銘や好きな言葉など、大事にしている言葉をお聞きしています。
普段の仕事のことでもいいですが、意識していることはありますか?
杉本さん:
「とにかくやってみる」ですかね。
何事も自分が興味を持ったことは、やってみないともっと興味を持てるかわからないし、自分には向いてないとわかるかもしれない。
それはやってみないとわからないことで、やろうかどうか迷っている時間が一番もったいないと僕は思うので、やってしまって失敗してみたほうがいい、というのが自分の中であります。
なのでとりあえずやってみる、というのは大事にしています。
古川
本日はありがとうございました!
杉本さん
インタビュー・編集 フルカワカナコ