やってみたい、好きの気持ちが原動力になりました
こんにちは、14期卒業生のMegです。
今回は29期卒業生の大西さんにお話を伺います!
●大西さんの簡単なプロフィール
クリエイターズファクトリー(CF)に入学した時期:2021年 11月
CFに通い始めた年代:20代
簡単な経歴について:パソコン関係営業半年⇒退職⇒CF入学
そんな大西さんがWebを学ぶようになったきっかけや実際学んでみてどうだったか、そして通い終えてからの目標や将来の夢などについてインタビューをしてみたいと思います!
それでは、よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
入校前について
入校前はどのような仕事をしていましたか?
パソコン関係の営業をしていて、Webサイト制作やチラシ作り、ソフトウェアのインストールのお手伝いなど、幅広く行っていました。
ーー営業という形でITと関わっていたんですね。
大西さん
そうですね。エンジニアさんは別にいたので、あくまで営業でできる範囲のことをやってました。
ーーなるほど〜!学生時代からそういう勉強をされてたんですか?
大西さん
いえ、学生時代に特にITの勉強をしていたわけではないです。
ただ、プライベートでパソコンを触ることが多かったので抵抗はなかったですね。
ーー馴染みがあったんですね。何か独学で作ってらっしゃったのでしょうか??
大西さん
あ、そうではなくて、基本ゲームですね(笑)
ーーゲーム!!そういう楽しいコンテンツでパソコンと仲良くなれるのは良いですね!
なぜWebデザインの勉強をしようと思ったのですか?
営業の仕事をしている中で、お客様から感謝のお言葉を頂いた時に自分も制作側の仕事をしてみたいと思ったことがキッカケのひとつです。
ーー営業のお仕事ではCMS導入サポートやWebサイトの制作をされてたんでしたっけ?
大西さん
そうなんです。完成したサイトをお客様に納品すると、とても喜んでくださるんですよね。
その姿を見て、自分が作ったサイトを納品して喜んでもらえるようになりたいと思いました。
ーーおぉ〜!素敵なお話ですね!!
大西さん
上司がディレクション業務を行うこともあるのですが、その姿を見ていても、自分は営業よりもこういう制作側の仕事の方が向いてると感じました。
ーーそういう「作りたい」っていう気持ちって自然と勉強に意識が向くと思うので、とても良い気付きをされたんだなと思います。
大西さん
以前は作りたいと思ったことはなかったのですが、徐々にやってみたい気持ちが出てきました。
学んでみて
実際にWebデザインの勉強をしてみて大変だったことはなんですか。
グループ制作の授業を通して、コミュニケーションが予想以上に重要で苦労しました。
ーーコミュニケーションが大切って誰もが分かってることですが、具体的にどうすれば良いかっていう加減みたいなものは経験してみないと難しいですよね。
大西さん
はい、本当に密にコミュニケーションがとれないと、後々修正が増えてしまうと実感しました。
ーーそういう経験は1人では体感できないので、クラス受講でグループ制作をするメリットですよね。
大西さんは何の担当だったのでしょうか?
大西さん
デザインを担当したのですが、納期のこともあるのでコーディングの方も手伝いました。
ーーそうなんですね!助け合いの精神、大切です。
大西さん
制作でも大変なことがあって、自分で作ったデザインをコーディングする時に設計が甘かったなと感じることもありました。
ーーどういったところでそのように感じましたか?
大西さん
コーディングでの実装が難しい複雑なデザインにしてしまったり、使用していたフォントがうまく使えなかったり…
画像をたくさん使うと容量が重くなって表示スピードが遅くなると聞いていたのですが、複雑な図形を作ってしまったために、仕方なく画像化するしかなかったり…
ーー色々と想定外のことが実装段階で発覚したんですね。。
でも、その経験は今後Webデザイナーを目指す上では貴重なものです!
実装できるかできないかを理解してるデザイナーさんは強いです!
大西さん
デザインって奥が深いですね。
コーディングでは難しい実装のことを全部廣田先生に聞いて、すごくお世話になりました。
ーー廣田先生は技術力がすごいですもんね〜!
以前制作中の案件を見せていただいたことがあるのですが、Web上に3D空間が広がっていて度肝を抜かれました。
受講期間中の学習方法を教えてください。
CFは入学を決めた時点でオンラインコンテンツが使えるので、torikumu(会員制サイト)で予備知識をつけてから授業をうけるようにしていました。
ーーなんて素晴らしい!準備万端ですね。
大西さん
授業で学ぶ内容は全く新しい知識なので、1回つまずいたらついていくだけで必死になってしまいます。だから、できるだけ予習をしていました。
ーー予習して授業をうけるのとそうでないのとでは、かなり差が出ますよね。
大西さん
あと、Webデザインとは少し違いますが、ゲームはUIがすごいと聞いたことがあったので、ゲーム実況のYouTubeでゲームUIを語る動画を見て参考にもしました。
ーーなるほど!確かに私も聞いたことがあります。
大西さんはゲームが好きだし、勉強も捗りますよね!
大西さん
そうですね、動画は普通に面白かったのでデザインの考え方がスッと入ってきて、もっとデザインが好きになりましたね。
ーー大西さんのWebデザインを学ぶ原動力は「やってみたい」とか「好き」という気持ちなんですね!
Webデザインの学習をして成長したことや良かったことはありますか?
これもグループ制作の話になりますが、決められた時間の中でグループのメンバーと関わり合いながら作品を作ることができて、成長につながったと思います。
ーーやっぱりグループ制作は成長に繋がりますね。
大西さん
納期が設定されているので、手帳にスケジュールをたくさん書き込みました。
ーー手帳に書くといつまでに何をやるか意識が向いていいですね!
大西さん
でも、初稿の提出がギリギリになってしまって、完璧ではない状態での提出となってしまいました。
さらに、デザイン担当は自分以外に2人いたのですが、2人はデザインカンプを出してくれたのに対して、自分はラフを出してしまいました。
これもコミュニケーション不足が原因だったと思ったので、そこから話し合いの密度が濃くなったと思います。
ーー「初稿」が具体的にどういう状態のデザインのことをいうのか、人によって解釈が違ったということですね。
大西さん
はい、でもおかげで先ほどもお伝えした通り、コミュニケーションの大切さに気付くことができたので良かったです!
卒業後のこと
今後の目標や理想の働き方はありますか?
たくさん実績を積めるような制作会社に入社したいと思っています!
ーー制作会社を希望されてるんですね!
大西さん
転職するにはスキルを求められると聞いたので少し心配ではありますが…
ーー確かにスキルは必要ですが、最初は誰でも初心者であることには間違いないので、しっかりWeb制作の知識とスキルを身につければ大丈夫です!
大西さん
今は、祖父が営む骨董品屋さんのWebサイトを作っています。
ーーそうやって制作を進めていると自然とスキルは身に付きますよ。
今回のWebサイトは作って欲しいと言われたのでしょうか?
大西さん
いえ、自分から作らせて欲しいと申し出ました。
祖父はWebとかに疎いので、特にこれといった要望もなかったですね(笑)
ーー要望がないのが地味に1番難しいパターンなのである意味良い経験かも…!(笑)
CFのSlackに個人制作レビューチャンネルもあるので、ぜひ利用してください!
大西さん
はい!そのつもりです!
最後に一言!
Web業界を目指している人に、先輩からアドバイスをお願いします!
Webデザインはデザインを作ることだけが全てではないので、勉強しながら自分の向き・不向きを考えて、向いていることに目を向けられたらいいなと思います。
ーー確かに、このインタビューでもよく「こんなことまでやると思ってなかった」というようなお話をよく聞きますね。
大西さん
Webサイトを作る人がいれば、売る人がいて、ディレクションする人もいて…
本当にいろんな人が制作に関わっていることを知りました。
作ることだけに囚われずに、積極的に関わってみて欲しいなと思います。
自分も実感したのですが、実際に動いてみないと自分に向いているかどうかは分からないなと思うので、まずはやってみて、そこから自分にとっての最適解を考えてみて欲しいです。
ーーなるほど〜!!
やっぱり実体験に基づくお話は説得力がありますね。確かにWeb制作は本当に幅広くいろんな知識が必要なので大変ですが、それぞれの得意なことを分業で行う会社も多いので、自分にとって何が1番向いているかを探しやすいジャンルであるといえるかもしれませんね。
貴重なお話を聞かせていただきました。
本日はありがとうございました!
ありがとうございました!