こんにちは、14期卒業生のMegです。

今回は21期卒業生の林本さんにお話を伺います！

そんな林本さんがWebを学ぶようになったきっかけや実際学んでみてどうだったか、そして通い終えてからの目標や将来の夢などについてインタビューをしてみたいと思います！

入校前について

入校前はどのような仕事をしていましたか？

ーーその「面白い話」は具体的に聞いてもいいですか？

林本さん
単刀直入にいうと、画家さんのプロデュースですね。
友人が水彩画を得意としていて、個展や絵画教室など様々な活動をしていたのですが、コロナの影響でいろんなことがストップしてしまい、現実的な話ですが、収入が減少してしまったんです。
そんな時に私にお声がかかり、画家さんの活動を応援したい！と考えるようになりました。

日本は海外に比べてアートが身近ではないので、
海外にも販売チャネルを持てるように、ECサイトを作ったり、絵画のサブスクをシステム化したり、オンラインでの個展の開催など、今までになかったような取り組みにチャレンジしたいと思ったんです。

ーーそうなんですね！！ものすごく素敵でワクワクするお話ですね！！！

林本さん
ありがとうございます。
その他にも、自身の不妊治療の経験から日本不妊カウンセリング学会認定カウンセラーの資格を取得して、そういった悩みを持つ方のサポートをしていた時期もありました。

ーーそんな活動もされていたんですね！幅広いです！
林本さんは誰かをサポートすることが仕事の軸なんですね。

林本さん
やりたいと思うことが、自分のためというより人のためですね。
不妊カウンセラーの資格も自分の経験を無駄にしない、人のためにできることはないかと思って取得しました。

やっぱり、喜んでくれると嬉しいから誰かの役に立つということは素晴らしいと思います。

ーー出だしのお話からステキです〜〜〜！

なぜWebデザインの勉強をしようと思ったのですか？

ーー確かに、海外への販売やオンラインでの個展などはWebスキルが必須ですよね！

林本さん
実は20年ほど前にホームページビルダーなんかを使って自分のサイトを作っていたこともあったんです。
でも、今はすっかり技術も進歩して、学び直さないと何が何だか分からんぞ！となったので、CFに来ることになりました。

また、私は過去の生徒さんの中でCF最年長なので（笑）若い子たちに私も頑張ろうって思ってもらえたら嬉しいなと思います。

ーーえ！？そうなんですか！？
ほんの少しお姉さんだと思ってましたが！！（zoomでインタビューしてました）

林本さん
一緒にスクールに通ってる子たちが娘でもおかしくない年齢ですよ（笑）

ーーそうなんですか！驚きです！！
林本さんの世代の方が新しいことにチャレンジする姿を見ると、私も躊躇なんてしてられないって思います！

林本さん
それだったら嬉しいな♪

学んでみて

実際にWebデザインの勉強をしてみて大変だったことはなんですか。

林本さん
デザインは元々美大出身というのもあって好きだけど、コーディングは苦手でしたね。
高橋校長がほぼつきっきりで教えてくれていたんじゃないかと思います。
それはもう、独占して申し訳ないくらいに。。（笑）

ーーコーディング、最初のうちはややこしいですもんね。
でも、せっかく通ってるんだから先生を独占する勢いで学んで正解ですよ！

林本さん
あとはコーディング担当の國樹先生にもすごくお世話になりました。
モチベーションが下がりそうになっても、先生から連絡があると不思議と上がるんですよね〜。

ーーCFの先生はやる気を起こしてくれますよね！

林本さん
今は仕事のお手伝いをしてもらっています。

ーーなんと！先生と今ではビジネスパートナーとして繋がりがあるんですね！！

林本さん
はい、卒業する2ヶ月ほど前からスカウトしてました！

ーーCFの卒業がないというメリットをそのような形で実現されているんですね〜！！

受講期間中の学習方法を教えてください。

林本さん
勉強内容としては復習と予習をとにかくやっていました。
授業の動画をアーカイブとして残してくれているので、それを見ながらevernoteにまとめて、見る・覚えるを繰り返してましたね。

時間のコントロールが難しかったですが、人生で1番勉強したんじゃないかというくらい勉強しましたよ。
自分のミッションを全うするために、絶対ものにしてやると意気込んで勉強しました。

ーー私もCFに通ってる時は久しぶりに1日の勉強時間5時間以上とったりしてましたね〜。
大人になってからの学び直しって案外楽しいですよね♪

Webデザインの学習をして成長したことや良かったことはありますか？

林本さん
実は、治療しながらスクールに通っていたので満身創痍だったのですが、
楽しかったから最後まで通えたなっていうのがあります。

ーーそうだったんですね、体調崩さず通い切れたようでよかったです！
グループ制作とかはどうでしたか？

林本さん
グループ制作も楽しくさせていただきました。
私が心がけていたのは、コミュニケーションをしっかりとることです。
スクールに来ていたのは若い子が多かったので、私には話しかけにくいだろうなと思っていたし、私自身、若い子たちのお手本になりたいという思いもあって、授業開始の1時間前くらいから席に座るようにしていました。

ーー1時間も早くですか！すごく優秀ですね！！！

林本さん
早く来ておくと、授業が始まる前に挨拶をして少しの時間でも交流ができるんです。
あと、親しみが湧くように下の名前で呼ぶように心がけたりなんかして。

ーー私のことも先ほどからめぐちゃんって呼んでくれてますもんね！
下の名前で呼ばれるの嬉しいです♪

林本さん
そんな風に色々工夫しながらコミュニケーションをとっていると、グループ制作も和気藹々とできたし、2グループに分かれましたがお互い進捗を言い合って励ましあいながらがんばれました。

ーーそこまで気を配ってくれる方ってそうそういないんじゃないかと思います。
21期生さんの雰囲気がいいのもうなづけますねー！！

卒業後のこと

今後の目標や理想の働き方はありますか？

林本さん
名前がそこまで知れ渡っていない作家さんたちでも
その作品に込められた魂は有名な作家さんのそれと変わらないんですよね。
でも、知名度だけで売れ方が全然違う。
同じように魂のこもった作品がなぜ売れないのかと思います。

ーーそうですよね、SNSなんかを見ても多才な方って本当に多いですもんね。

林本さん
そして私の友人は水彩画を得意としているのですが、油絵より価値が落ちるなんてこともあるんですね。

ーーそれは知りませんでした。そんなこともあるんですか。。

林本さん
そうなんですよ。
でもね、私は水彩画には油絵にはない魅力があることを知っています。
油絵は少し塗りを失敗しても上から重ねたりして修正がきくんです。
しかし、水彩画は油絵ほど修正がきかないので、作品の中で表現される絶妙なにじみ具合や色彩は水彩画にしかできない緻密さや繊細さがあり、自然な美しさなんですよね。

でもそれって、めぐちゃんが知らなかったように世間に知られてないんですよ。
私はそれが悔しいんです。
素晴らしい作品の数々をより多くの人たちの目にふれるようにSNSで発信したり、ECサイトからいつでもどこでも気軽に購入できるようなサポートをして、作家さん自身の知名度を上げることに貢献していきたいと思っています。

ーーとっても壮大な夢ですね！聞いていてワクワクします！

林本さん
厳しいことを言うと売れてナンボという世界ですから、売れるためのサポートをしていくつもりです。
今はまだこれからですが、形にしていけたら嬉しいなと思っています。

最後に一言！

Web業界を目指している人に、先輩からアドバイスをお願いします！

林本さん
不妊治療を経て30歳の時に子どもを授かりました。
当時はWebが今ほど普及していなかったのですが、不妊治療の成功体験を知るためのツールがあまりに少なかったので、私が作ろう！と手記をホームページに掲載していました。

ーーでは、Webの知識は元々あったんでしょうか？

林本さん
それが20年ほど前の話なので、その間にWeb業界はものすごく変わってしまったんですよ。。
本当に1から学び直しだったんです。

でも、私がやりたいことは決まってます。
簡単なテンプレートサイトなんかで作ることはできたかもしれませんが、
「売る」という概念ではそれはNG。
作家さんの魂がこもった作品を、既製品のようなテンプレートに並べることはできないので、一生懸命勉強していろんな人に教えてもらいながらできるようになりました。

勉強の最中はなぜこんな複雑にしたんだー！？って思ってましたけどね！（笑）

CFは卒業もないので、これからも分からないところは質問して、自分の使命を果たしていきたいと思います。

ーーまさに、林本さんのようにいくつになっても前向きに活躍されている方は私にとっても憧れです！
私もそんな風に年を重ねていきたいです！！