「やってみたい」で踏み出すことも大切
- 名前:雪谷匡良
- 年齢:
- 前職:楽器講師(現在も)
- その後:制作会社を企業
前職や現職では、どのようなお仕事をしていますか?
フリーの楽器講師でベースを教えながら制作、コロナ以降これが逆転して起業、講師の方が副業的になってます。
個人の仕事は、どのような業務をされていますか?働き方も教えてください。
CF受講時からフリーランスで活動、2年後に制作会社を起業。 中小・ベンチャーを中心にサイト制作とLP制作で企業のマーケティングチームの一員として8社ほど制作面での支援をしています。
受講開始から仕事につながるまでの期間と、営業活動期間(活動してどのくらいで?)を教えて下さい。
受講中から簡単な制作の仕事をしていました。
X(当時はtwitter)やfacebookでの発信から知人を中心にお仕事をいただき、そこからリピートや紹介が重なって案件が増えています。
どのようにして、仕事に繋がりましたか?ステップや試したことなど教えてください。
知人の紹介から始まり、他府県の経営者交流会や同業種のコミュニティに参加していく中で仕事につながることが多かったです。 逆に資料を送ったりポートフォリオを見せることはほとんどありませんでした。
学習期間でやっていてよかったことや、積極的に取り組んだことはありますか?
時間管理は、ウェブに明るくない人とでも一緒に運用しやすい方法を作ることを意識していました。 いろいろ調べた中でこの本が一番参考になりました。
ダメ元でも探す・試すは意識していました。 新しいことがどんどん増える業界なので、あまり自分の中でマニュアル化はせず、その時の最新を試して、違ったら戻してを繰り返すようにしています。 最近はネスト記法が便利すぎてずっと使ってます。
仕事につながるまでの間で意識した点や、気をつけていた点はありますか?
お客さんの課題の本質はなにか?っていうのは意識しています。
「デザインが欲しい」っていう背景にはスピード感を持って動いてくれる人がいない、今のデザインの課題がわかってないってところがあったり、 「リソースがない」の中には今いるメンバーの教育コストや外注の費用が適切なのかが見えてないって少し言ってることと違う課題があるので、提案段階から踏み込んで噛み砕いてあげると受注率が上がりました。
逆に踏み込まれるのを嫌がって進まないケースもあります。
学習や実績作り、仕事につなげる活動で挫折しそうになったことはありますか?乗り切った方法も教えて下さい。
クライアントとの距離感が近くなればなるほど、向こうの要望と責任も重くなります。
関わる人も増える中でデザイナーではなく「作業員」のような立ち位置になってしまう時はしんどかったです。 技術を磨くのも大切ですが、人とのコミュニケーション力をあげるための勉強はもっと早くに始めた方がよかったですね。
「できない」を言う勇気がいる場面も多々ありました。
活動を振り返って、これやっておけばよかったな〜ということはありますか?
自分の価格設定ははっきり決めておくべきでした。
契約書は弁護士さんに見てもらう、どれくらいの利益を目標にする(思ってるより高めがおすすめ)みたいな自分っていうお店の運営方法は時間をかけてもいいので練るのをおすすめします。
個人の仕事活動する方に先輩からのアドバイスをぜひお願いいたします!
ダメ元でもいいのでとりあえず手をあげる。 そういう勢いを買ってくれる人も少なくないので「できるかな?」の前に「やってみたい」で踏み出してみるのも大切だと思います。